「はじめての経験」発売記念イベントに馳せ参じ奉って来たよ

BluePhobos2009-06-03

はじめての経験(初回生産限定盤B)

はじめての経験(初回生産限定盤B)

少し間が空いたけど 5 月 31 日の 15:00 から開演の「はじめての経験」発売記念イベントに参加するために御堂会館へ馳せ参じ奉って来ました。初回盤 B を 1 枚購入で運良く当選という運びです。ただ、同じくこの大阪イベントに 1/1 もしくは一部と二部の 2/2 の確率で共に当選された方を何名か Web で見かけたのもあるし、何よりこのイベントに関しては「落選」という二文字を Web で目にしなかったのもあるしで、当選確率はかなり高かったんでないかな。風の噂によると、客数は一部二部共に 500〜600 人程度だったようで、御堂会館のキャパである 906 を下回ってたことになるので、落選者を見かけなかったのもまぁなるほど納得という感じ。


イベントは以下のような流れで、全体で 30 分ほどの横浜と同じセットリストだった。ではでは、印象に残ったことや感じたこと、気になったことなどをつらつらと。

  1. はじめての経験 (Short Ver.)
  2. MC (自己紹介)
  3. ナキムシ・ヨワムシ
  4. MC (夏の思い出について)
  5. 世界はサマー・パーティ
  6. MC (はじめての経験について)
  7. はじめての経験 (Full Ver.)
  8. ロビーにて握手会

現場での初めての経験

ファンのマスク率はかなり低かったものの、スタッフのマスク率は 100% で消毒液もいくつか並ぶという光景自体がまず現場での初めての経験 1 つ目。そして、受け取ったチケットの席列に「3 列」とさり気なく記載されていて思わず二度見したのが初めての経験 2 つ目。さささ 3 列て!しかも、番号もほぼ中央とキタもんで何ですかこの超良席は。そして、実際に席に付くとステージのあまりの近さにおったまげた。もうね、近過ぎ。これは知らなかったのだけど、どうも 1 列目はもともと空席のようで実質 2 列目ということになる。ほぼ最前です。何とも忘れられない貴重な初めての経験になりました。

ド迫力とキラキラがヤバイ

真野恵里菜とエッグら 6 人が登場して、そのド迫力にここで再びおったまげる。16:9 の視界の上下いっぱいに全員の頭から足までが、左右いっぱいに花音から紗季までが埋まる感じ、とでも言えばいいのかな。あまりのド迫力とエッグとの立ち位置による遠近感、あと若干ステージを見上げるというアングルも兼ね合わさってか、真野恵里菜熊井友理奈級にデカく見えたのは内緒です。視界としては HiVi の赤坂サカスの記事に掲載されている写真がなんとなく近い感じ。



衣装は上の画像とは違って M ステのときと同じやや光沢のある純白ドレスにキラキラピンクのベルト、キラキラピンクの靴という組み合わせ。でですね、このキラキラが照明の光を反射してキラキラ忙しなく光り過ぎるもんだからもう眩しいの何のって。そう、昔懐かしい松浦亜弥の PV で加工追加されていたあのキラキラがリアライズ化されているように見えて仕方なかった。このド迫力とキラキラを在宅で味わうのは不可能。

比較的静かな客席

客席の雰囲気は、やはり他のハロのイベントとくらべてもかなり静かだった。

まのえりその可能性の中心 その3〜ハロプロ新秩序へむけて〜 - 1SsDD

前回もそうだったけど、真野イベって全体的におとなしいヲタが多いような気がする。

http://d.hatena.ne.jp/./dai-sy/20090531/p1

などなど、どうも真野恵里菜のライブに来るファンは静かで大人しい模様で、これにはアグリーです。とは言っても当方現場歴が浅いのでそもそも比較し難いのだけど、以前参加した ℃-ute の「江戸の手毬唄II」発売記念イベントと比べると間違いなく静かだった。声援の連鎖や静寂の連鎖、雰囲気の連鎖というのは大いにありそうで、こういうことを体験できるのも現場ならでは。一方で、この CD 発売記念イベントに来るファンにおける新規ファン層の率は気になったりする。

スロウリィあばばば

MC で印象に残っているのは、前田憂佳が「移動中の電車の中で、ば、ば、ば、爆睡しました!」と噛み噛みで、超スロウ版の「あばばば」ライクな発言が聞けたこと。裂音の「ぱ」ならまだしも濁音の「ば」で、さらにあの声で可愛く噛むというのも何だか新鮮感たっぷりでもーたまらん。ライブは live と書く通り、まさに生き物です。

古峰桃香の笑顔とキャラ

ダンス中の笑顔が特に光っていたのは古峰桃香だった。あと、MC では「筋肉痛にならないよう頑張ります!」と言った後に前へ一歩出て力こぶを作って独特のアピールをして笑いを誘うといった、やや梅田えりかオーラを放っていたようにも思えた。彼女のデータがないので何とも言えないのだけど、彼女のキャラには興味津々です。

「世界はサマー・パーティ」 = ザ・スプリームス + サザン?


イントロが流れるまでのポーズが三人祭の方の夏パーティを彷彿させてびっくらこいたけど、いざ音が鳴り出すとザ・スプリームスの「You Can't Hurry Love」みたいなイントロで始まって、それからはどことなくサザンっぽい夏のメロディで盛り上がるチューンとなっていて楽しかった。裏打ちしながら聴いてノリノリになるのがオススメ。実際にライブでは裏打ちしながら聴いたのだけど、知らぬ間に裏打ちが表打ちになっててプチあばばば。とにかく、ライブでハイテンションになる真野恵里菜の曲がまた一曲追加されたという感じ。

真野恵里菜の視線走査

3 列目からは真野恵里菜の瞳が見えるほどで、もちろん彼女の視線移動までもが見えるわけだけど、歌中にその視線移動を追ってみると、客席最前の左側から自分を通過しつつ優しく撫でるように右へ移動し、右端に到達したら少し視線を上げてまた左へ、そして左端まで行ったらまた視線を上げて右へ……という視線走査方式を採用していた。アレ、おそらくファン一人一人の顔を見ていたのだと思う。いつかガキさんもライブではファン全員の顔を見ると言っていたっけ。こんなところでもファンに対する想いの強さが伝わって来た。

深くて長いお辞儀

ライブ終了時にはファンに対して全員でお辞儀をするのは御馴染みだけど、その深さと時間の長さが気になった。それぞれの背中が見えるほどなので間違いなく 90 度以上、ひょっとすると 120 度ぐらいはイッてるんじゃないかと思えるぐらい。さらに、頭を下げている時間が長いのが印象的。すぐには頭を上げず、全員が 4〜5 秒ぐらい経過してから頭を上げていたように感じた。その深さと長さに来てくれたファンに対する感謝の意が伝わって来た。

真野恵里菜の「ガシッ」

握手会では「応援してます。頑張って」という旨を全員に伝えて来たお。正直、前田憂佳には「打倒嗣永桃子で」とか、真野恵里菜には「打倒松浦亜弥で」などと伝えたい葛藤があったのも事実ですが、そこは堪えた(Z)。巷では高速握手会と噂されていたので覚悟はしていたのだけど、第一部の序盤だったせいか、さほど高速でもなかったのがこれまた運が良かったのかも。印象的なのは誰よりも真野恵里菜の握力が強かったこと。「ガシッ」という感じ。雨女とか握力とか、何かと舞美との共通点を感じざるを得なかった。