ハロプロのパカパカダンスまとめ

BluePhobos2010-08-16

最近では twitterUstream に AR にと時代の最先端を走るスマイレージを追いかけつつ、そう言えば S/mileage の末尾 3 文字の "age" も時代という意味があるなぁなどと思ったぶるふぉぼ。です。どうもご無沙汰してます。彼女たちの最新曲「○○ がんばらなくてもええねんで!!」の振り付けの脚が開閉する、記号で表せば ◇ と ‖ のような形に脚が目まぐるしく変化する様子を見ていると、ハロプロでは「ハニパイ」などで御馴染みのパカパカダンスを連想してしまったので、その一覧がどこかにないかと探してみるもみつからず、『ないのなら まとめてしまえ パカパカダンス』的なノリでまとめてみることにしました。


パカパカダンスというのは足の裏もしくは爪先自体は固定接地したままで膝から上の部分をパカパカと開閉、場合によっては膝や内腿同士が触れる程度にまでその開閉を数回繰り返す振り付け、というのがマイ辞書の定義なのだけど、その正式名称は未だわからぬままなんすよコレがまた。嗣永桃子曰く「パカパカ」ではなく「カパカパ」だそうで、統一するにはやや厄介である一方、調べた範囲では「パカパカ」の方がマジョリティっぽい模様です。で、さらにハロプロ特有かと言うとそうでもないみたいで、avex とかでも見られるそうな。アイドル戦国時代の今、他の旬なアイドルではどうなのかは気になったりしますが、このパカパカダンスの動作は、哺乳類や鳥類、爬虫類などの足を持つ全ての生物が歩行形態を問わず、実生活を送る上でまず必要とされないであろう動作に見えて仕方がなく、そのシュールさと滑稽さ、動物学的には高等動物の高等性……なのかは不明ですが、そのあたりが我々の興味を引き付けるポイントなのかなーなどと思ったりしてます。それでは代表的なものをチョイスして並べてみました。

Danceでバコーン! / ℃-ute (8/23 追記)

℃-ute の新曲を視聴したところ A メロから勢い良くパカってたので、思わず追記してしまいました。バコーン!という豪快なイメージがパカパカのイメージを薄めたのと、℃-ute というこれまでパカパカレスなユニットであっただけに良い意味で不意を突かれた感じです。最近のスマイレージといい、この ℃-ute といい、パカパカ頻度が上がって来たような気もします。

夢見る 15歳 / スマイレージ

最近で記憶に新しいのがこちら。日本一スカートの短いアイドルグループのデビューシングルのサビにパカパカダンスを持って来るあたりその存在意義は大きく、注目度 UP や話題性、他のアイドルとの差別化などの効果を狙っているのは間違いなさそうです。ただ、脚の露出度や切ない系の楽曲が影響してか、これには比較的はっきりとした賛否両論もあるようで、ひょっとするとこのパカパカダンスは無難に攻めて万人受けを狙うよりは冒険してインパクトを狙った結果なのかも知れません。

やべ〜なべ〜な 圧力ベ〜ナ〜 / THE ポッシボー with 音の素

最近「音の素」を見ていてみつけたのがこちら。こちらも随分とパカりまくってます。テーマが「圧力鍋」ということで、頭と手が鍋とその蓋であり、パカパカの脚はコンロの火、と解釈するとなんとなくスッキリするのは自分だけでしょうか。そう解釈してからと言うもの、◇ という脚の形が () の形にしかに見えなくなり、それが炎に見えて仕方ないのです。

ライバル / Berryz工房

Berryz工房ではこんなところでもパカってました。間奏の部分でエアギターしながらのパカパカダンスということで、上記二つのそれとは明らかに意味合いが異なっているっぽいです。戦略よりも遊び心が勝ってる感じでしょうか。

行け 行け モンキーダンス / Berryz工房

こちらはモンキーダンスということで、猿と言えば手を頭の上に乗せて足を丸くして全身を 8 の字にするようなイメージが俄然強めなこともあり、パカパカダンスと楽曲とがマッチした作品の一つとなっています。それにしても、これに限った話ではないですが、改めて脚に着目して見るとまぁ脚の忙しい振り付けだこと……。

付き合ってるのに片思い / Berryz工房

Berryz工房でパカパカ、というとやっぱり印象強いのがこちら。脚の露出が低めなせいか、パカパカダンスに対する抵抗も割と少ないイメージを受けます。

シャニムニ パラダイス / モーニング娘。

モーニング娘。でパカパカダンスと言えば、最近ではコレが有名でしょうか。大股という点と腕を左右に大きく振るという点でダイナミック度増し増しです。モーニング娘。ではダンスと言えばスキルの高い高橋愛ですが、同期のガキさんも負けじとパワフルなパカパカダンスを披露しているので要チェキラーです。そんなガキさんをじっくりと拝見できるコレなんかも熱いです。

チャンス チャンス ブギ / モーニング娘。

調べてみるとこんなのもありました。現場やライブ DVD でしか見られないアルバム曲の振り付けをもっと探ってみると他にもまだあるのかも……。

幸せきょうりゅう音頭 / おどる11

懐かしいところではあの安倍なつみもパカパカしとりました。と言っても本編の振り付けではなくて、本編終了後の寸劇の部分になりますが。しかし、この動きは紛れもなくパカパカダンスのそれなのです。忙しなく前後に動く腕も手伝ってより滑稽に見える、見えさせるところがポイント。あるいは、滑稽さを全身で追求していくと結果こうなった、という感じでしょうか。

ミニモニ。テレフォン!リンリンリン / ミニモニ。

今の若いファンには馴染みが薄いかも知れませんが、その昔ミニモニ。というユニットがありまして、まぁ今となってはまず TV に映ることもない作品の一つとなってしまいましたが、ここでも豪快なパカパカダンスが見られます。「パッカパカ電話パッカ」という歌詞から、折畳み式の携帯電話の開閉する様子を脚で表現したもので、このパカパカダンスの影響か否か、この頃からそれまで主流だったスマートタイプを追い越し、折畳み式の携帯電話の普及率が上がったような気もするのです。

浮気なハニーパイ / カントリー娘。に石川と藤本(モーニング娘。)

ハロプロのパカパカダンスと言えば、元祖的もしくは本家的な存在とも言えるのがこちら。上述のスマイレージTHE ポッシボーのパカパカダンスはこれの遺伝子を受け継いでいると言っても良いのかも知れません。紺野あさ美のタイミングずらしクイックパカパカダンスも印象的ですが、特に一番上の画像にもあるように石川梨華の迫力ある全力でのパカパカダンスのインパクトが強烈過ぎて、未だに脳裏に焼き付いてます。脚だけでなく腋もパカパカしまくっているという、パカパカの徹底性が素晴らしいとしか言えません。