ハロプロ楽曲大賞 2011 を振り返る
どうもあけましておめでとうございまーす。昨年の度重なるメンバーの加入や卒業・脱退、それに纏わる話題や新メンバーの個性など諸々ハロプロにややついていけておらず、乗り遅れている感たっぷりではありますが、今年もなんとかしつこくハロプロに喰らいついていってみようかと思ってますのでどーぞよろしく。それでは極々簡単にですが毎年恒例のハロプロ楽曲大賞を振り返りたいと思います。
楽曲部門
順位 | タイトル | ユニット | 点数 | 票数 |
---|---|---|---|---|
001 | 有頂天LOVE | スマイレージ | 749.5pts | 305票 |
002 | Kiss me 愛してる | ℃-ute | 616.5pts | 254票 |
003 | My Days for You | 真野恵里菜 | 555pts | 235票 |
004 | ショートカット | スマイレージ | 363.5pts | 175票 |
005 | この地球の平和を本気で願ってるんだよ! | モーニング娘。 | 322.5pts | 147票 |
006 | まじですかスカ! | モーニング娘。 | 311.5pts | 152票 |
007 | 世界一HAPPYな女の子 | ℃-ute | 283pts | 148票 |
008 | ヒロインになろうか! | Berryz工房 | 269pts | 128票 |
009 | Only you | モーニング娘。 | 248.5pts | 140票 |
010 | 愛しく苦しいこの夜に | モーニング娘。 | 243.5pts | 97票 |
いやー「有頂天LOVE」が強かった。2011 年のスマイレージは断然「ショートカット」派!な自分としては悔しいです!(笑)てな感じですが、トップ獲得の予想は随所でされていたし、twitter とかでの支持されっぷりはパなかったしね。この作品は小川紗季ラストシングルとか初期メンバーでのラストシングルとか色んな要素がくっついていてそこが大きかったのだと思う。あとは話題性スかね。ライブでつんく♂ P が歌ったりとか、ハートのキャッチライトがはっきりと見える超 Close-up Ver. の MV とか。この前田憂佳 Ver. をフルスクリーンで見たときはヤバかった……。
首位の「有頂天LOVE」と 2 位の「Kiss me 愛してる」が共にユーロビートという点も興味深くて、さらにその 2 曲も曲調の面では陽気さと哀愁、ポジとネガ、光と陰的な対比ができて、それだけでもこのトップ 2 は興味深い結果かなと。ま、「Kiss me 愛してる」の 2 位はまったく予想外だったけど。ハロプロでユーロビートと言えば「浮気なハニーパイ」「かわいい彼」「女に幸あれ」とかがあってハロプロとの親和性は低くはないけど決して高くもないなーなんて思ってたところに今回の結果とキタもんですよ。可愛さやカッコ良さを引き立たせてくれる楽曲で、昨年の「バコーン」同様「歌って踊って楽しめて盛り上がれる」楽曲であればオッケーという感じで、あまり曲調には依存しないところはあるのかもね。
テンポという面だと、卒業や脱退/加入などでメンバー構成が変わる前後の楽曲は往々にしてアップテンポでノれるものが多い、というのがハロプロの特徴の一つで、変動の激しかった昨年は「まじスカ」を始めノリの良い曲が多かった中で、しっとりじっくり聴ける「My Days for you」がランクインして来たのはホント嬉しかった。なんかこう書くと NHK っぽいけど、お芝居という方向性を活かした魅せる・聴かせるという楽曲も今後評価されていってほしい。
ハロプロの楽曲と言えばなんじゃこりゃー?!と思わせる楽曲のイメージが強く、幼稚性を兼ね備えた奇抜性みたいなもののお陰でメンバーの低年齢化もドンと来いや!という点は頼もしいけど、逆に高年齢化への対応はやや心配な点があるかなー。特に Berryz 工房や ℃-ute のようなメンバーが不変のユニットの楽曲。正直、楽曲の面では昨年の Berryz には物足りなさを感じた。過去の Berryz には溢れていた新たなものを模索する冒険心みたいなものが足りなくなって来ているようにも思えた。年齢と表現について考えると難しいものがあるけどね。表現するスキルは上がってもヒョーゲンできる範囲が狭くなっていくというジレンマ。ある意味冷酷な環境だけど、そこを乗り越えたところに何かがあるのかもと思ったりするのです。なんとなくメロン記念日の楽曲タイトル「ピンチはチャンス バカになろうぜ!」みたいな。
MV 部門
順位 | タイトル | ユニット | 点数 | 票数 |
---|---|---|---|---|
001 | 彼と一緒にお店がしたい! | モーニング娘。 | 486pts | 213票 |
002 | 有頂天LOVE | スマイレージ | 475pts | 217票 |
003 | 世界一HAPPYな女の子 | ℃-ute | 315pts | 155票 |
004 | Kiss me 愛してる | ℃-ute | 276.5pts | 122票 |
005 | ヒロインになろうか! | Berryz工房 | 207pts | 89票 |
006 | この地球の平和を本気で願ってるんだよ! | モーニング娘。 | 187pts | 90票 |
007 | 会いたいロンリークリスマス | ℃-ute | 185pts | 97票 |
008 | My Days for You | 真野恵里菜 | 169.5pts | 84票 |
009 | まじですかスカ! | モーニング娘。 | 153pts | 85票 |
009 | 桃色スパークリング | ℃-ute | 153pts | 80票 |
「彼店」が「有頂天LOVE」をなんとか抑えて堂々の第一位。「3,2,1 BREAKIN'OUT ! 」「ライバル」「オトナになるって難しい!!!」など人気の高い MV を見てるとカラフルさ、アナログさ(紙や絵などによる手作り感)、予測不能感(読めない演出)という共通点が思い浮かぶのだけど、この「彼店」もそれらを満たす作品。やっぱりちょっと凝った演出でカラフルな衣装を身に纏った可愛い女の子が次々と変化していくのは見てて楽しい。現実では体験・体感できないような世界を MV という映像で実現する、そんな仮想環境こそが MV の目指すところの一つだと思うしね。
仮想とは言え、やっぱりそこに映る実在するメンバーの可愛さが MV の是非を判断するのに大いに影響しているのは明らかで、楽曲と一緒でいかにその可愛さを引き立たせるかという点がポイントなのかと。そうそう、「世界一HAPPYな女の子」ももろにカラフルさを活かした MV で、色鮮やかさは女の子の可愛さを増幅させるということがよくわかる作品。で、こういった作品を連発しておいてふとモノクロの MV を出す、という危険ながら意表を突かれるとそのギャップにやられるワケです。今年あたりそんな MV が来たりしないかな。
推しメン部門
順位 | メンバー | 票数 |
---|---|---|
01 | 嗣永桃子 (Berryz工房) | 68票 |
02 | 鈴木愛理 (℃-ute) | 61票 |
03 | 道重さゆみ (モーニング娘。) | 50票 |
04 | 新垣里沙 (モーニング娘。) | 38票 |
05 | 前田憂佳 (スマイレージ) | 37票 |
06 | 高橋愛 (ex.モーニング娘。) | 36票 |
07 | 鞘師里保 (モーニング娘。) | 33票 |
07 | 矢島舞美 (℃-ute) | 33票 |
07 | 和田彩花 (スマイレージ) | 33票 |
10 | 夏焼雅 (Berryz工房) | 29票 |
「三連覇獲って許してニャン♪」と聞こえてきそうな結果。昨年はイラドルの地位を確立して TV にも多数出演するという活躍っぷり。決して中途半端ではなく徹底的にストイックなところ、譲らないところがプロの魂を感じるし、ある意味果てしない頑固さも感じたりする。未だにわからんのが自分とネコをリンクさせたきっかけかなー。桃子とキツネは結びつくけどさすがにネコはどうなのかねー、猫目というわけでもないし……。可愛い存在としてインターネットの世界では絶大な存在感を誇るネコに嫉妬していた時期があったのかも知れないな、と思うと、インターネットも視野に入れて可愛さをアピールをするという野望を感じざるを得ないのでした。
昨年のハロプロを見てると twitter や狼を始め Web には「鞘」とか「譜」とか「藤」などの比較的画数の多い漢字が頻出しとりましたが、それだけ新メンバーの勢いの凄まじさを感じた一年でした。中でも 7 位にランクインしている鞘師は大躍進ではあーりませんか。加入してまだ間もないこのタイミングでこれだけ支持されるというのはスゴイことだと思う。今年の推しメン部門ではここに工藤やら佐藤やらが入って上がって来るのかと思うと、スマイレージも歌っているまさに若さのパワーの脅威スね。今年もハロプロを楽しみたいと思います。
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