梨と桃の関係

BluePhobos2007-02-18

梨沙子と桃子は先輩後輩の関係であると同時に、前面後面の関係でもある。前面が梨沙子で、後面が桃子。


「身体は前へ、小指は上へ」が基本の目立とう精神を謳う桃子が何故に後面?と思ったけれど、梨沙子がメインで映っているシーンやショットでも、自分をアピールすることを忘れないという意味でちゃっかり映り、目立とう精神を遵守していると捉えると何となくスッキリした。偶然をも味方に付ける力と恐るべしアピール力。梨沙子にとって見れば、振り返れば奴がいる(笑)



一方、前をゆく梨沙子を後ろから桃子が追っかけているというふうに捉えてみようと思い、大人っぽさと可愛さという観点で梨沙子に喰らいついていっている桃子を想像してみた。写真集「Risako」を開いた桃子が「ヤバイ、オトナっぽい」と思ったり、満面の笑みでカメラに映るふわふわでひよこみたいな梨沙子を見て「ヤバイ、可愛い」と思いながら焦っている桃子が出て来た。梨沙子は桃子の永遠のライバル。でも、プロ意識だけは誰にも負けない!と確信している桃子の想いは、確実に最前面なのでした。


Charmy's My Best Song Selection

モーニング娘。加入時から現在まで、梨華ちゃんが関わったすべてのユニット・グループのシングル曲を対象に、みなさんの投票によって究極の梨華'sベストソングを選んでしまおうと言うこの企画。今年は期間を拡大して、なんと1ヵ月に及ぶ壮大な企画で繰り広げます!

石川梨華聖誕祭企画 「Charmy's Best Song Selection」 - りかのドリル(2冊目)

4位 愛すクリ〜ムとMyプリン 5 Charmy (pt)


一部で酷評の本曲だけれど、この曲を石川梨華のベストソングに選んだことは残念に思わない。思いたくない。なぜなら、梨華カラーである黄色に染まった髪と衣装に彼女の悦楽の表情、さらに「クレイズィナイッ!」のフレーズの力強さと言ったらもはや、石川梨華以外の何者でもないパワーでこの曲は満たされているから。両サイドにいる御二方もそ〜と〜エロイ御二方ではあるけれど、そんな二人に「負けてぇられないクレイズィナイッ!」という感じで、石川梨華の負けず嫌いなところも十二分に発揮されている作品なのです。

3位 シャボン玉 10 Charmy (pt)


ドスの効いた声の持ち主藤本美貴と、歌が上手くて肝っ玉も据わっていると定評の田中れいなが新たに加入し、いきなり前へ出て来た中で、またまた石川梨華の負けず嫌いな面が前面に出まくっている作品。特に、間奏の台詞の「本気で言ったじゃーん」の高い声と、携帯の着信音が鳴った直後の目のギラつかせ感とそれらのギャップは、他の追随を許さないところであります。この間奏で甲高い声で叫ぶ五月蝿い女が務まるのは、彼女以外いないと思う。

2位 ザ☆ピ〜ス! 15 Charmy (pt)


この曲無くして石川梨華は語れない、と自分の中で思っている曲。見よ、この後光……ならぬ上光を。当時の「うたばん」を振り返って観てみると、「初めてのセンターなのでもっと頑張ります」と気合が入り過ぎて、なっちからは「眉間にしわが寄るんですよ」、ごっちんからは「こーゆー、鼻にしわが(笑)」としわとしわを合わせて幸せ(= ハッピー)なコメントをいただいていたじゃあーりませんか。まず間違いなく、石川梨華の青春の一ページに、そして我々のそれにも刻まれている曲の一つ。

1位 初めてのハッピーバースディ! 20 Charmy (pt)


石川梨華石川梨華による石川梨華のための曲ではないかと思わせるほどの曲(ちょいオーバー)。石川梨華を最もよく表した「理解して!女の子」の遺伝子を受け継いだような曲調で、歌詞には「寒いゾ」というフレーズがあるあたり彼女の「寒さ」もしっかりとおさえているし、もちろん上のキャプ画のポーズが醸し出す彼女の滑稽さと全力感も放ちながら、間奏での手拍子の後の全力のジャンプを誘うメロディも彼女用に作ったとも思えてしまう。個人的には、一番最後のサビでの「ハッピバースデー」を歌う彼女の「ヴァースデー!」の箇所の力の入り具合も必聴のポイントです。