戦国自衛隊1549

ちょっと 2時間ほど、1週間後の未来ではなく、戦国時代にタイムスリップして来ました。ネタバレを含みます。



この映画の主役は、飯沼七兵衛役の北村一輝にしてもいいぐらいかも。台詞も上手いし、何よりサムライスピリッツ覇王丸のような武士らしい眉毛がなかなかのもんかと。蜂須賀小六役の宅麻伸も、同じくサムスピ柳生十兵衛みたいでイカス。


江口洋介が若い。あんな 38歳を目指したいもんである。あと、綾瀬はるかが出ていてちょっとびっくりした。大人っぽくなったなぁ。思ったより演技力あり。GJ.


感想としては、「ラストサムライ」のような激しい戦のシーンがもっとほしかった。銃で撃たれて落馬するシーンや、爆撃の衝撃で馬が転ぶシーンとかをスローモーションで見れればカッコ良かったかと。そういう意味では、1979年の初回版の方が良かったかな。


あと、内容がピュアな現地人との戦ではなかったからか、戦国時代という殺伐とした雰囲気がちょっと欠けていたようにも思う。この殺伐とした雰囲気は、2(続編) よりも 1(初回) の方がある映画が多いのかも。「バトルロワイアル」でもそうだったし。


ツッコミどころとしては、あの激しいプラズマの中でヘリで飛びながら現代へタイムスリップするのは強引でしょ。電子機器が止まる状況では、ヘリの計器類も狂うはずだし・・・、って細かいか (^-^A


もし自分が七兵衛だったら、2005年の平成時代にいる間に、1549年の戦国時代にないものを買い漁って、タイムスリップのときに持って行って現地人に見せびらかすという行為をするかも。あ、それでも少しは未来が変わってしまうか・・・(笑)