ギャップだらけの安倍舞美

BluePhobos2008-01-18

安倍なつみ & 矢島舞美(℃-ute)というデュオの魅力を数えたらいくつあるのかな。まずは姉妹力で、安倍の姉力と舞美の妹力というのがあるのだけれど、それと対比するかのように安倍の実年齢 & 精神年齢が幼さマンテンな妹力と舞美の ℃-ute における姉力が既にあり、それらの姉⇔妹のギャップが楽しめるというのはあると思う。もちろん、身長とのギャップも含めてね。


ここまでの魅力は例えば友理奈 & 桃子などにも見られるのだけれど、安倍 & 舞美は 10 歳の年齢差ということで、安倍から見た舞美の頃の自分、舞美から見た安倍の年齢の自分をそれぞれがどのような心境でどのような姿を思い出す / 思い描くか、というのも、魅力に追加されるのではないかと思った。安倍の 16 歳はちょうどモーニング娘。に入る / 入った頃の自分で夢に向かってひたすら努力している姿であったり、舞美の 26 歳は歌手としての活動や成長、結婚を含めた先への不安とかとか。それを通じて 10 年という時間の長さや大きさについて見つめ直すことができる、というのも魅力の一つであったりするのだろうか。



他にはと言うと、黒髪と茶髪のギャップもあったりする。あ、ショートとロングもか。さらに、あくまで雰囲気的なものとして付け加えてみると、シャープとソフトというのもあるのかも知れない。シャープが舞美でソフトが安倍という感じで。あと、今思いついたのが身体能力の高低差というギャップ!(これはでかい) 他にもありそうだけど、一体どんだけギャップがあるのやら。これだけギャップに富んだカップリングというのもないのかも。「ギャップに富んだカップリング」──ギャップリング──。……ただ言ってみたかっただけです。




とりあえず、歌紹介をする 2 人の映像を見て思うことは、どどどどっちが 16 歳?ということもあるが、目立つのは舞美の緊張っぷり。安倍は終始「安倍なつみあんどぉ〜↑」とエロ目 + 語尾上げでご機嫌なのに対し、舞美は「すんごい緊張した」と言っていることもあり、視点移動や相槌などを見ても緊張しているのが表れていてやはり安倍は舞美から見ると雲の上の人なのか。ガチガチ舞美、だがそれがいい。このカップリングはハロプロアワーでもサシでトークをしていたけれど、そのときは幾分まだフランクだったようにも思う。舞美をガチ化させたものとは一体……。



ハローのメンバー、特に後輩メンバーから見た先輩メンバーの「凄さ」というのは同じユニットになって初めてわかるって誰かが言ってた(岡女での石川梨華風)。ような気もする。特に、レコーディングの時間を共に過ごすというのがかなり大きいそうで、えらく時を遡って「ハッピーサマーウェディング」のレコーディングのときなどは、安倍なつみの歌う様子を見学していた初々しい 4 期の吉澤ひとみが「メチャメチャウマイ」と発し、加護亜依は「(安倍さんは)何か違う、皆と違う」とまで言っていた。その当時でそう思われるのだから、そこから 7〜8 年経験を積んでいる安倍なつみのレコーディング風景を見て聴いた舞美も、当時の吉澤や加護と同じぐらい、もしくはそれ以上に「安倍さん、スゴイ」と思ったのではないかな。歌だけではなく、表情とか表現力に関しても。で、そんなところから舞美のガチが℃でかくなったのではと推測。



さすがにタメ口とまではいかないまでも今後もっと 2 人が仲良くなって、今の舞美だけの「ガチ」が後の「舞美となっちはガチ」の 2 人の「ガチ」へと変わればいいな。