咄嗟な Berryz

BluePhobos2008-01-11

Berryz工房の「付き合ってるのに片思い」という楽曲はご存知の通りで、突然伴奏が鳴り出して始まり、それと同時に瞬時に最初のポージングをしなければならないという、歌手としては慣れたものよ級だろうとは思いつつもケースによっては反射神経が問われる楽曲──そう思わされたのが、実はおはスタでのスタジオライブだったのだけど、と言うのもその「ケース」が発生したからなのでござーい。とりあえず、まずは冒頭の部分の振り付けを PV でさらっとおさらいしときますか。最初の「ダダン♪」というドラムサウンドの 1 フレーズ目のポーズが以下の 1 枚目で、2 フレーズ目の「ダダン♪」が 2 枚目という感じで、おぬしらはギニュー特戦隊かっというぐらい線対称で決まっちょるな。これが最新のファイティングポーズである!と、中央の茉麻あたりに豪語してもらったら面白いのだけど。




では、これを踏まえて問題のおはスタでのスタジオライブの模様を見てみる。何が問題なのかと言うと、通常は演奏開始の数秒前を指折りなどでカウントするスタッフがいるものだとは思うのだけれど、そのときにはいなかったか、もしくはいたのかも知れないが忘れていたのか、もしくはサボっていたか何かでとにかく演奏開始のタイミングを Berryz が知る由がなかったということ。さぁどうする。コマンド?(笑)

伴奏が鳴る直前


気をつけ状態の Berryz。笑顔で歯を見せるフルーティーズが眩しい(Z)。
だが、笑っていられるのも今のうちだぞ、フハハハハ!

伴奏(1 フレーズ目)が鳴った直後


「ダダン♪」というドラムの音で咄嗟にポーズする Berryz。キャプテンと千奈美が特に速い印象。さすが。両サイドの 2 人もなかなか。
一方、フルーティーズはほぼ棒立ちで桃子が一歩だけ足を踏み込んだ感じ。2 人を一文字で表すとすると桃子が「!」で梨沙子が「?」がピッタリかも。

伴奏開始(1 フレーズ中)


「ジャジャジャジャ……♪」というギターが鳴り響き、早速 2 フレーズ目のポージングを開始する Berryz
1 フレーズ目のポーズを逃した桃子も素早く 2 フレーズ目のポーズに移行中。梨沙子は……「よっ」という感じで肘だけ曲げました〜状態でスロウリィサコ。

伴奏中(2 フレーズ目)


2 回目の「ダダン♪」。ここで全員が完璧に揃った!と思われた。しかし梨沙子のポーズが……
なんと 1 フレーズ目のものであり、1 フレーズ分ずれているではないか!しかもそのせいで、

ノノl∂_∂'ル < ちょwwwおまwww被っとるやーん。

伴奏中(3 フレーズ目)


全員が同じポーズのこの時点でようやく全員が揃った。いやーめでたい。
振りを間違えた梨沙子は誰にもバレていない──そう思っていたに違いない。しかし、姉的存在の雅は全てお見通しだったのである。
彼女の視線の先には……


ノノl∂_∂'ル の内心 < ミスったね……ってことで後で反省会ね♪

という感じで、こういう曲にとっては特にカウントダウンする役割のスタッフ、例えばオーケストラでいうところの指揮者の役目にあたるスタッフの存在が大きいのだなと思った。ただ、機敏な動きのキャプテンや千奈美くまいちょー茉麻や雅、出だしに遅れつつ直後には完璧に決めた嗣永プロ、そして、出だしに遅れたまま 1 フレーズ分ズレてしまった梨沙子、というふうに Berryz の個性と反射神経の良さがモロに露出された瞬間が見られたということを考えると、こういうプチハプニング的な要素の存在もある意味大きいとも思った。


そう言えばいつぞやの DVD Magazine にて、相手が任意のタイミングで落とした鉛筆を瞬時にキャッチするというコーナーがあったけれど、梨沙子は即アウトでキャプテンは素晴らしいキャッチングを披露していたように思う。こういうところが、キャプテンはやはりキャプテン、梨沙子はやはり梨沙子だなと。スロウリィサコも梨沙子らしいけれど、キビキビなクイックリィサコも見てみたい気もする。誰か梨沙子Intel 入れてください。