グラサン越しのアイコンタクト

BluePhobos2008-04-13

アーティストのセッションを通じて、「音」と「アーティスト」を掘り下げる新しい音楽&ドキュメンタリー番組が登場!

WOWOW ONLINE

「そう言えばまっつーこと松浦亜弥は最近どうしとるんかいのぅ?」と思った矢先、ちょいと調べてみるとつい先日、何とあの CHAGE とのコラボで登場とキタもんだー。そのコラボユニット名も CHAGE×AYAYA で C&A!ASKA がイジけそうな名前ではあるかも知れないけれど、昨年は谷村有美で今年は CHAGE ということで、次はどんなアーティストとのコラボが見られるのかが楽しみになって来た今日この頃。そして、そのアーティストから歌手としての表現力などを吸収してさらに成長する松浦亜弥が見てみたい。正直、「どこまで成長するんじゃい」という思いも無きにしも非ずだけれどね。個人的には、次は弾け系のジャンルでコラボしてほしいかな。ギター色の強い J-Rock とか。



それにしても CHAGE は見た目も声も変わらんなぁという印象。相方の ASKA は内外共に昔に比べて変わった点が多いけれど、CHAGE はパッと見で変わったのはヒゲぐらいか(ヒゲは前からあったっけ)。あと、バンダナを巻かなくなった点もかな(笑) グラサンの存在が何気にデカイのかも。松浦亜弥ティーンの頃に 25 歳説が囁かれていたこともあってか、もう 25 になっても 30 になっても今のままであまり変わらない気がするのだけれどどうだろう。



さてさて、松浦亜弥は当初ソロで活躍していたこともあってか、シャッフルユニットを組んだ際にメンバーとのアイコンタクトが嬉しいと言っていた記憶がある。今回の CHAGE とのコラボでも何度か CHAGE とアイコンタクトする瞬間があるのだけれど、やはり ASKA とコンビを組んで活動をして来たキャリアが松浦亜弥とは段違いなのかそうでもないのかわからないけれど、どうも CHAGE がアイコンタクトをしてから松浦亜弥がやや遅れてアイコンタクトを返す、というふうに、CHAGE松浦亜弥を「リード」しているように見えた。特にサビに入る瞬間あたり。



ゲーッ。このタイミングでグラサンがこっちを向いて来るなんて予想外ったら予想外!しかも、彼女は盛り上がるサビに向けて高揚する気分と共に目線が上で気付いていないではないかっ。いや、人間の視野角は意外と広いもので、視線が外れていても二つの黒レンズがこちらを向いているのは見えているはずである。さぁ、ここから彼女のアイコンタクト返しが始まる。行っけェェェェェ!



満面の笑みでアイコンタクト返しィィィィィイ!何この良い笑顔。この笑顔で、音楽の文字通りお互いに音を楽しんでそれを共感している瞬間だなぁと確信させられた。言ってみれば「こいつ、楽しんでやがる!」という具合に。まぁ、こういうアイコンタクトは GAM でも数え切れないほど交わして来たのだろうけれど、やはり何度やっても嬉しいものなのだろうと。



と嬉しさに浸っているとまたもキタキタ─、サビの直前ンンン!まさにグラサン越しのガン見である。サビの直前でアイコンタクトをするというのに慣れていないせいか完全に油断中の彼女は、今度は目線が下で気付いていないっ。でも大丈夫。これだけのガン見であれば、気付かないはずがないのである。こうなったら 3 倍にでもして返してやれェェェ!



上目遣い 3 倍アイコンタクトォォォ!と思いきや、なにィ!既にグラサンがこちらを向いていないという事態が発生。亜弥さん、やっちまったな!パートナーによっては、アイコンタクトにおける時間的な制限が予想以上に厳しいと知るのであった。余計なお世話かも知れないがこれもまた成長。サビの直前に息を合わせてアイコンタクトをすることによって、また一味違った音楽の共有と楽しみ方ができそうだなと感じた瞬間。サビに関して言えば「アイコンタクトに始まり、アイコンタクトに終わる」というふうに意識しておけばヨサゲかも知れないなぁ。