新 "音階"「ゆ」さん加入？
「モーニング娘。DVD Magazine Vol.9」の中の「踊れ！ドレミファゲーム」が面白い。これは「ドレミの歌」の指定された音階の 1フレーズを歌い、次の人に音階を指定してその音階の 1フレーズ歌わすという、お金の一切かからないゲームで、ルールによれば、失格の条件は「歌えなかったり音程を外すと失格」ということ。もちろん、音階はドレミファソラシドの白鍵だけということもあり、皆さんは立派な「歌手」ということで、もう楽勝楽勝、余裕のよっちゃん間違いなし！となるはずであったが……。
これまたどうしてどうして、いざやってみると意外と難しいのか、「レ」で小春が「ミ」のフレーズを間違えアウト。引き続き、重さんが「ファ」で音程を外してアウト。やはり、とっさに当てられた焦りが判断力を鈍くするのかな。今度は気を取り直してトライし、白熱する音階の投げ合いが続く中、重さんが何と「ゆ」という音階を指定してしまってアウト。もう一度ルールをおさらいすると、失格の条件は上記のように「歌えなかったり音程を外すと失格」となっており、突如、ルールを改正せざるを得なかったのである。全くの想定外。フィックスしたルールは、
考えてみれば、イタリア語の「ドレミファソラシド」にも、日本語の「ハニホヘトイロハ」にも、英語の「CDEFGABC」にも、「ゆ(YU)」という音が存在しない。Y という子音も存在しないし、U という母音も存在しない。世界で唯一の全くオリジナルの音階を瞬時に生み出して音階の一員とした重さんは、ある意味凄いのかも。いや、実は意表を突いて「さゆ」の「ゆ」だったりして……。
さらに考えてみれば、既にある集合の中に全くのオリジナルの要素を持つ個体を放り込むというのはモーニング娘。が何度も経験して来たことと同じなんだなぁと。この「ゆ」さんが新メンバーで、古株「ド」さんや「レ」さんが卒業をする頃にはまた新たな音階、例えば「#も」さんが加入して新たな音階が誕生する。そんなことを改めて考えさせてくれた重さん、Thanks! 実際には卒業と言っても、鍵盤はなくならないのだけれど。ただ、確かに今では結成当時とは全く異なる音階でメロディーを奏でてます。今の娘。はどんな音階なんだろう。
さてさて、最後に重さんに「ゆ」と指定されたれいなに対して欲を言えば、即笑って「ハイアウトー！」とならずに、敢えて
と「ドレミの歌」のフレーズでボケていただくとなお一層よかった。その際には、背伸び推奨で。さらに胸を張ると、身長が高く見えるので効果的でごじゃいます。れいなにはちと苦しいか(笑)
もしくは、「ゆーは、裕子のゆー♪」でも OK。その際は、以下の通り推奨で。
