第5回ハロプロ楽曲大賞2006 エントリー

BluePhobos2006-12-08

★楽曲部門

1位 千 / たからもの (3pt)


2006年の楽曲の中で、沁みる曲 No.1 ということでエントリー。「沁みる度」で言えば「夢から醒めて」とどちらを 1位にエントリーしようかと迷ったけれど、この「たからもの」は沁みる + 優しく包まれる感じのダブルパンチ、いや、ダブルソフト(食パンではない)感に満ち溢れている。このダブルソフト感になっちの優しい声が加わってトリプルソフトになっとります。ソフトの嵐。宝物はハードだけれど、たからものはソフトなのである。


ソフトとは言え、この曲がラジオで流れた当時、「この曲は一体誰の歌なんだい?千?誰だい?そりゃあ」(英語の日本語吹替風)という問い合わせが殺到する(させる)ほどのパンチ力はあったのかなと。そりゃ「千」ですから。英語にすれば Thousand! なんとなく、強そうだ(笑)

2位 高橋愛 / 夢から醒めて (2.5pt)


2006年の楽曲の中で、沁みる曲 No.2。以前に、CHAGE & ASKA の「Sons and Daughters 〜それより僕が伝えたいのは」と、雰囲気が似ているだけでなく BPM が同じというエントリを書いたけれど、それからというもの、この「夢から醒めて」を聴く度に、高橋愛CHAGE & ASKA とのコラボ・ソングに聴こえて仕方がない。CHAGE & ASKA & AI。ほら、ASKA も「愛の〜強さや〜♪」と歌っているではあーりませんか(笑)


この「夢から醒めて」をまだ覚えていない方は、カラオケ Ver. の OPV で練習あるのみ!

3位 モーニング娘。 / さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ! (2pt)


これは別の意味で沁みた曲。女性アイドルグループの楽曲としては有り得ない曲調。この曲を歌える女性アイドルグループは、モーニング娘。以外にいない。何ですか、この「早安少女組。」らしからぬプチチャイナ風味と何とも言えない哀愁漂う感じは。ここぞとばかりに挿入されるつんく♂氏の掛け声から込み上げる笑いと、各メンバーからのお別れの台詞から込み上げる物悲しさの融合。そう、これはまさに「ヤッターマン」の ED テーマ曲「天才ドロンボー」リスペクト作品。娘。は不死身だ〜ヘ〜イヘヘ〜イ♪

4位 久住小春 / バラライカ (1.5pt)


タイトルが 5文字の曲には、心をグッと掴む良い曲が多い気がする。1位にエントリーした千の「たからもの」安倍なつみの「夢ならば」(ゆめならば)、松浦亜弥の「風信子」(ひやしんす)、モーニング娘。の「恋ING」(こいいんぐ)などなど。そしてこの「バラライカ」も 5文字ということで、良い曲集団に仲間入り。もちろん、文字数だけではなく「恋のダンスサイト」をさらにパワーアップしたようなアップテンポのビートもイイ感じッス。個人的には、「ライラカイカイ」まで音を下げた直後に、次の歌詞の先頭一文字である「こ」や「も」などに向かってポーンと高くジャンプするような勢いがナイスグッドです。

5位 GAM / Thanks! (1pt)


荒地を颯爽と駆け抜けるような勢い感じる 16ビートのナンバー。「風信子」のありがとうが静だとすると、この「Thanks!」は動。バリバリ動。連続で聴いてみると両者の「ありがとう」の差が一段と際立つので、良ければお試しあれ。多くのハロプロメンバーが好きな言葉に挙げる「ありがとう」も、色んな表現方法がありますなぁ。「今夜ありがとう」というところから、夜のイメージもあるかな。「風信子」は朝のイメージ。この両曲は対照的である。

★PV 部門

1位 ℃-ute / 大きな愛でもてなして (3pt)


楽曲部門が聴覚に訴える楽曲であるならば、PV 部門は視覚に訴える楽曲。ということで、最も視神経をフルに活性化させて脳細胞に電流が走るぐらいに視覚に訴えかけてくれた PV がこの「大きな愛でもてなして」。眩しいほどのピンク色の衣装とバックのキラキラ、ピンク色の巨大ハート(=大きな愛)、サビでの超ドアップの鈴木愛理矢島舞美。この PV にハロプロが有する多くの要素が詰まってる。そ〜と〜濃ゆい。「ハロプロって何?」という方は、まずは何も言わずに「大きな愛でもてなして」の PV を見るべし。

2位 GAM / メロディーズ (2pt)


ハロプロには、今まで「SEXY」と名の付く、もしくはそれを表現した PV というものが数多くあったけれど、その中でも史上最 H 級と言ってしまっても良い PV。PV に関しても歌詞に関しても、これほどの H の作品を出してしまったハロプロには、もうこれ以上の H を表現する手段がなくなったのではないかとも思ってしまう。さぁ、次はどう出る。

3位 Berryz工房 / ギャグ100回分愛してください (1pt)


様々な「力」を含む作品。まずは、あの人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の ED テーマ曲の振り付けのヒントになりまくるほどの影響「力」。そしてバックの方に目をやると、華やかな壁紙や絨毯のようなものでカラフルを強調しようという弛まない努「力」。そして忘れてはならないのが、桃子の握「力」。