びっくりするのは大事

BluePhobos2007-07-02

高校時代の物理学の先生がマイペースでゆったりと話す先生だったことを覚えている。そんなイメージのせいで授業も緊迫感がなく、ビシっと厳しく指導する塾講師のような説得力があまりなかったのだけれど、そんな先生がふと問いかけた。「物理学を学ぶ上で一番大切なことは何でしょう?」と。色々な回答が出た。「微分積分が出来ること」「頭を柔らかくすること」「実験が好きになること」などなど。生徒たちが出した回答に正解はなかった。そこで先生が正解を口にした。

「物理学を学ぶ上で大切なことはびっくりすることです」
「皆さん、物理学の授業のときは何でも良いので毎回、何か一つにびっくりしてください」

と。教室には笑いが響いた。そのときは自分も笑っていたのだけれど、今考えると、びっくりすることは大事だと思う。と言うのは、最近びっくりしていないなぁと思うから。びっくりすることは感情を豊かにし、好奇心を豊かにし、心を豊かにする作用があると思うから。そう考えると、とても含蓄のある言葉だったんだなと。皆さん、何でも良いので是非びっくりしましょう。



ちょうど、高校生ぐらいの年頃のモーニング娘。たちは最近よくびっくりしていると思う。自分が高校時代の頃以上に。うむ、いい傾向だ(笑) それだけびっくりすれば、きっと感情も好奇心も心もそ〜と〜豊かになりまっせ。そして、彼女たちのびっくりする様子を見たこちらもそのびっくりを少し分けてもらうことで、感情と好奇心と心を少し豊かにすることが出来ると。物理学の先生も、びっくりした生徒からびっくりを分けてもらっていたのかな。



そう言えば、2003年のライブは「よっしゃびっくりサマー!」というタイトルだったっけ。うむ、いいタイトルだ(またか)。よく漫画やアニメでは目が飛び出して眉毛が顔の輪郭から飛び出す演出が見られるが、やっぱり目が大きいメンバーはよりアニメっぽくてびっくりしたときの表情が面白い。特に小春が最高。完全にアニメですやん。小春風に言うと、ザ☆サプライズかな。ザ☆サップラァ〜イズ!かも知れない。ザ☆ビッ☆クリかも知れない。あと、白目が多ければ多いほどよりアニメっぽくなる気がする。例えば、ドラえもんなどのように。



例えるなら、このテレビ東京なりハロモニ。なりが物理学で、超びっくり目ん玉デッカデカ小春が生徒、視聴者もまた生徒。特に、「きらりん☆レボリューション」の視聴者である子どもたちはびっくりをたくさんもらってより感情豊かに、より好奇心豊かに、より心豊かになると。いい仕事してますね〜。今後も、もっとさらなるびっくりを超えたびっくりの中のびっくりを期待しています。


村田さんのびっくりトークも関連ってことで貼っとこ。大いにびっくりしてください。村田さん、アンタ何者ですか。




そうそう、びっくりには、シャレにならないびっくりと笑いを伴ったびっくりがあると思うけれど、やっぱり楽しいのは笑いが伴ったびっくりかな。先頭で書いた物理学の先生のびっくり正解のように。シャレにならない方はしゃっくりを止める用にでも置いておくのがベスト。そう言えば、シャレにならん方も以前放送されとったので、蒸し暑い中のクーラー効果を狙ってご紹介。音量激注意。



ある意味、びっくりは種別問わず感情を豊かにする。こういうびっくりも必要と言えば必要なのかなと。ガキさんがほとんど映らないのが残念でならないのだけれど、今貞子と対面させても、きっとガキさんもはシャレにならないびっくりをしながら、きっと笑いをしっかり伴ったびっくりをかなり分けてくれるに違いない。二刀流というやつですな。あっ、二驚流か。