ハロプロ曲とその元ネタとを双方向で楽しもう

BluePhobos2007-06-28

ハロプロを淡々と記録するよ ハロプロ曲の元ネタをようつべで見てみよう

という音楽マニアにはウヒーもんのスレがあった。ここに挙げられている情報と楽曲の質も量もとにかく凄くて当時はびっくらこいたのだけれど、ブラウザクラッシャー級の重さを覚悟して久々に覗いてみるとほとんどが観れなくなっとるでねーの!この素晴らしき集合知を無駄にしてはイカイカンというわけで、今日はとりあえず個人的にオススメな元ネタ曲だけでも挙げてみようかなと思とります。また久々に聴きたくなったときのためにも。


オススメと言っても具体的には、元ネタを聴いてみると「うはwwwこの曲なんかウケルwwwもうコレ自体ネタじゃんよー(石川梨華)」、みたいな感じの曲でごじゃいます。ここでは元ネタと似ているか否か、というよりも寧ろ、その元ネタの存在感が醸し出す独特の面白さと、ハロプロ曲を聴いた後に元ネタを聴いた場合とその逆の場合のそれぞれの双方向の楽しみを重視したいかな。ソース(元)もディスティネーション(先)も仲良しこよし。もちろん、曲調の方にも耳を傾けていただけるとベストであります。これがまた似ちょるんです。

ミニハムずの結婚ソング vs Moskau


この「ミニハムずの結婚ソング」を初めて聴いたときからこのエスニックのような曲調が好きで、特に間奏のカッケーメロディと自由且つ優雅に空を舞うミニハムずが何とも印象的だったのだけれど、元ネタがこの「もーすかーう♪」でしたとさ。もちろんこの Moskau もお気に入り。Moskau は音楽だけ聴くとシリアスな感じでやたらとカッコ良く聴こえるのだけど、この映像を見てしまうと軽快でハイテンションな振り付けと、男性陣の地を這う低音ボイスと、ボートでヘイコラホーなどという歌詞と、眩い光を放つツルピカ☆ザ☆ヘッドが功を奏してやたらと面白く出来上がっているそのギャップが素敵やん。ミニハムずたちも皆で踊れや踊れ。このカップリングは、数あるハロプロ曲 vs 元ネタの中でも 3本の指に入るかなぁ。さらに、小春がコサックでこれに乗っかったということもあり。

手を握って歩きたい vs ボギー大佐マーチ(クワイ河マーチ)


同じウォーキングでも手をどうするかの違いを示した両曲。握るか(縦に)振るか。いずれにしても元気良く胸を張ってリズミカルに歩こうぞ、という想いは共通項かなと。ただ、映像を見る限りは女子供か戦士たちかという大きな違いはあるけれど(笑)

日本の子どもの間では最初のフレーズに「サル、ゴリラ、チンパンジー」(若しくは「デブ、ゴリラ、チンパンジー」「サル、エテコ、チンパンジー」)と歌詞をつける遊びが流行った。地方によって歌詞は異なっているが、「サル、ゴリラ、チンパンジー」が主流のようである。

ボギー大佐 - Wikipedia

この「サル、ゴリラ、チンパンジー」というフレーズが笑いを誘っているのは確か。サルはあややとして、ごっちんは……ここにはいない模様です隊長!(笑)

ギャグ100回分愛してください vs COPY(コピー)


「ギャグ100」のイントロの個性的な愉快メロディだけど、そのメロディがまさにこの「COPY(コピー)」からコピーされたと言っても過言ではないべ。Berryz にコピー。「Berryz をコピー」だとしたらまた違った展開が広がったのかも。例のハルヒのエンディングのように……。


コピーと言っても、「COPY(コピー)」の静かな滑稽さまでは完コピ出来てはいないかも。「ソド♪ソド♪」の箇所はイイ線いってるような気がするけどね、滑稽さという観点では。capsuleピチカートファイヴと同様、このプラスティックスもジャンルで言うと、ハイファッションサウンドという類に分類されるのかな。いや、「NOW ファッションサウンド」か(笑) Berryz工房にもハイファッションサウンドを与えてやってください。

さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYEチャッチャ! vs 天才ドロンボー


遂に来ました、この名カップリング。共に真っ直ぐな哀愁系ではあるけれど、3人組の方のこの絶妙なバランスと言いますか超個性の持ち主同士のハーモニーと言いますか、まさに笑いを備えた天才サウンドであります。これを聴いてからアディオスの方(特に Aメロ)を聴くとどうしてもこの天才サウンドをフィーチャリングしているような錯覚に陥り、愉快さマンテンになるのも良い相乗効果と言える。さよならは悲しいけれど、また会えると思ったら楽しいもん!という転換にも通ずるのかも。まぁ、ドロンボーはやられてもやられても何ともナイナーイ!なので、またきっと会いに来るに違いないんだけどね。