病みつきになりそうなハロプロ系職人コンテンツ

BluePhobos2009-03-08

と書いてしまうと、「ハロプロ系」という言葉が「職人」に係るのか「コンテンツ」に係るのかが微妙なところだけど、ここでは後者の意でよろしくです。ハロプロを題材にした職人レベルのコンテンツ、とでも補足すればよいかな。というわけで、お久しぶりでごじゃいます、という挨拶と共に、本エントリではこれまで Web でめっけたハロプロ系コンテンツの中で、病みつきになりそうなぐらいの職人クォリティを放っているものをブクマを辿りつつ紹介させてもらおうかなと思います。


この界隈で職人と言えば、以前にも紹介させてもらった OPV やリミックス、あとは絵師などがジャンルとして根強い気がするのだけれど、昨今のデジタルコンテンツ技術を用いた表現方法は多彩を極める一方で、映像や音楽、絵などのそれぞれの域を超越した何かを提供してくれる時代になったのかなーなどと思っとります。もちろん、そこには人間による職人の技術が不可欠なのだけどね。もちろん、愛も。ノリマツ!愛だよ、愛!

ザ・シムズ2 de モーニング娘。


一作目は「ザ・シムズ2」という PC ゲームを使って「リゾナントブルー」の PV を 3DCG で忠実に再現してみたらこうなりましたというコンテンツ。是非とも HQ モードを ON にして閲覧くらさいな。CG なのでもちろん身体の動きや微妙な顔の作りなどに限界はあるけど、この忠実さはまさに職人レベルと言い切っても良いのではないかな。比較用にオリジナル版も並べてみたので、見比べてみると面白いかも。最近の FF とか見ると CG の精細さや精巧さは驚嘆モノなので、例えばそんな技術で表現された CG の嗣永桃子とかを想像すると楽しみでもありちょっと怖くもなる。

ザ・シムズ2

ザ・シムズ2

マリオシーケンサ de Buono!


マリオシーケンサ、要はあのマリオペイントの音楽ツールですな。二作目はそれで Buono! の「ロッタラ ロッタラ」を華麗に演奏させたのがこのコンテンツ。マリオペイントで音楽を作った経験がある側からすると、これはまさに職人を超えて神レベルッス。このツールはとにかくシンプルで、♯とか♭はおろか、細かなリズムの音符とか休符などが設定できないのでそのあたりはテンポを高速にして表現するしかなく、どれっくらいの胸いっぱいの愛が詰め込まれているかわかったもんじゃない作品となっとります。ややゆったりなテンポで、まったり癒され度も↑↑でオススメ。

MikuMikuDance de ℃-ute(岡井千聖)


MikuMikuDance というのも実は名前を知っているだけで実際にやったことはないのだけれど、初音ミク鏡音リン・レンなどの腕や脚、身体の傾きなどを音楽に合わせて逐一細かく設定してやる必要があるのは想像するに容易く、その労力とセンスを考えるとこの作品も職人技としてハイレベルという他はない。しかも、愛理や舞美ではなく敢えて千聖にターゲットを絞ったというややマニアックな点も面白くて、見れば見るほど千聖に見えて来るようで病みつき度高し。

ニコイチ de ハロプロ


以前にも紹介させてもらったニコイチ職人様の数多き作品の中で、ここでは個人的お気に入りの二傑を挙げてみたよ。1 つは「FIRST KISS」×「女に幸あれ」。あぁ!の「FIRST KISS」には今までも色々なリミックス作品があってそのどれもが秀逸なものばかりだったけど、この発想はなかったレベル。やっぱり「FIRST KISS」は名曲ッスね。もう 1 つは「ミニハムずの結婚ソング」×「行け行け モンキーダンス」。正直、このニコイチには良い意味で「合わせちゃらめぇ!」と叫ばざるを得ない。このまるで既知のようで実は未知なる、または未知のようで既知でもあるという世界へと運び込まれる感覚がヤバイのです。

ジョジョ de ハロプロ


ジョジョの奇妙な冒険」の作者、荒木飛呂彦風のタッチでハロプロを描いてみたらこうなりましたというジョジョ好きにはたまらない作品。Berryz℃-uteMilkyWay真野恵里菜などをジョジョ化されていて、そのクォリティには開いた口が塞がらずにさらに「無駄ァ!」と一発ぶち込まれそうな勢いすら感じなくもないほどのレベルかなと。ただ、それでも個々人の特徴や可愛さはよく表現されていて、新世界と言うべきか新次元と言うべきかの空間に引きずり込まれるまさに傑作。彼女たちのスタンドは一体どんな姿なのだろうね。ひょっとすると保田大明神かな?(笑)


SURFROACH
http://homepage2.nifty.com/sss-xan/

ジョジョの奇妙な冒険 28 (ジャンプコミックス)

ジョジョの奇妙な冒険 28 (ジャンプコミックス)

IKZO de Berryz工房


去年のいつ頃だったかな、ニコニコ動画吉幾三ブームが巻き起こったのは。IKZO の名を伴っていくつものマッシュアップが生まれた中、ハロプロ系でのお気に入りがこれです。考えてみれば、全員が関東圏出身の Berryz と、青森出身の吉幾三がこんなカタチでマッシュアップするという都会と田舎のガチブレンド具合も面白いところ。サウンドの方もこれまた新感覚で、聞き覚えのあるトラックに IKZO が「がっ!」と相打ちを入れるのを始め、終始ロック過ぎるのでもう病みつき。

俺らの唄を聴け

俺らの唄を聴け

Miss ラブ探偵 〜パオパオミックス


こちらは本格派リミックスという感じで、最近聴いた中ではかなりのお気に入り。象の鳴き声を取り入れるというところが新鮮で、象と言えば昔後藤真希が「ハッピーサマーウェディング」で「ぱーおーぱーおー」言うてたのが懐かしいのぅ。もちろんこの頃の辻加護もまた懐かしくて今と比べるとまぁ色々思うところはありますが、そこんところはせめてこの曲中はシャットアウトして、ラップで始まりラップで終わるというその展開と、特にラストの間奏からフェードアウトするまでの∞のラップにどっぷり浸かって聴き入ってみるのもイイものです。

忙しい人のためのハロー!プロジェクト OPV


というタイトルを勝手に付けたのは理由がありまして、このコンテンツは 1998 年の「モーニングコーヒー」から 2008 年までの 10 年間のハロプロの PV を 4 分弱という極短い時間で時系列にフラッシュバックして振り返るといった内容だったので忙しい人には持って来いかな、みたいな。まぁ、BGM がアレですが。ちなみに BGM は「O Fortuna (Excalibur remix)」という曲だそうな。これも是非 HQ モードでご視聴を。実はこういう OPV を作ってみたいなぁと猛烈に思う時期が以前にありまして、何と言うか「これがハロー!プロジェクトである!」的な「どーだまいったかー」と言わんばかりの映像で、音楽は RPG のラスボスチックなおどろおどろしい感じ、例えば映画「マトリックス」で有名な Juno Reactor VS. Don Davis の「Navras」 みたいなものをチョイスしてね。そういう意味でも自分の中で神な OPV なのです。

ノイズィーでとにかくカッコ良過ぎる OPV


狼板の「リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ」というスレから投稿された OPV。何このクォリティ。ノイズの使い方がカッコ良過ぎる。商品化希望で。詳細は以下から。


リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ まとめページ
http://resonant.pockydiary.net/index
リゾナントブルーAnother Vers(ry 用語ウィキ - トップページ
http://www39.atwiki.jp/resonant/