一瞬に見る吉澤ひとみの魅せるパフォーマンス

BluePhobos2007-08-02

やっとこさ「MUSIC FAIR21」を観た。毎年恒例ハロプロにおける神番組的な位置付けで、今回のテーマは「踊る!大アイドルソングス特集」。その中ではもちろん、Berryz工房℃-ute の歌シーンがなく、短いダンスシーンとバックダンサーに徹していた点が残念極まりないのだけれど、「踊る!」というテーマには確実に沿っていた、とポジティヴに解釈することにしようかな。でもやっぱり歌わせてあげたいので、来年こそは歌わせてちょーらい。もちろん、テーマには「歌う!」が含まれることを祈って。


その「踊る!」というテーマに沿った箇所でちょいと驚いた点が、石川梨華吉澤ひとみ高橋愛の「NAI・NAI16」の終盤での脚を高く蹴り上げるシーン。その終盤に至るまでに、「NAI・NAI・NAI 愛じゃNAI」という歌詞のところで高橋愛がアップになった瞬間「愛じゃろが!」と一応はツッコミつつも、終盤のハイキックの高さが凄かった。バックのスクリーンに映るシブがき隊とは比べものにならないほど、彼女らの脚は彼らの遥か上を舞っている。よく、カバー(コピー)はオリジナルを超えることは出来ないと言われるが、ある意味完全に、カバー(コピー)がオリジナルを超えた瞬間。



このハイキックをこの 3人で披露する上で、最もプレッシャーがかかっていたのはおそらく吉澤ひとみではないかと思う。もちろん、センターというポジション的なプレッシャーもあるだろうが、自分の斜め後ろに立つのが高橋愛石川梨華という、ハロプロにおいて身体の柔らかさ No.1/No.2 を競う猛者たちであるという状況が、何より重く圧し掛かったプレッシャーであったに違いない。吉澤ひとみ的には、「やっべぇ、この 2人……強いぞー。柔らかいぞー。脚高いぞー。」という感じの内心かなと。



結果、脚が上がる角度で見ると、石川・高橋には及ばなかったように見える(特に高橋愛が凄過ぎる)のだけれど、脚を高く上げる直前の助走的なジャンプは吉澤ひとみが最も高かったように見えた。つまり、持ち前のフットワークを活かして豪快さをアップし、2人に負けないパフォーマンスを披露した、そんな素晴らしさが垣間見えた一瞬だったわけでござんす。よっすぃ〜、やっぱあんたは凄いよ。