鏡から自分スキスキっ娘を探る

BluePhobos2007-10-07

以前、ハロモニで「正直自分のコト好きです」と言った道重さゆみに対し、石川梨華は「自分を好きなのは大事」と言った。よく、恋愛などは自分を好きになることから始まると言われるし、恋愛以外、例えばアイドル活動においても、自分を好きになる→自分を磨く→さらに自分が好きになる→さらに自分を磨く、というような好循環が外的にも内的にも発生しやすくなることを考えると、石川梨華の発言はとても含蓄のあるものだったんだなぁと思った。ハロプロで自分が好きと公表しているメンバーには、松浦亜弥道重さゆみ亀井絵里らがいるけれど、他にもいたっけ。きっと表には出していないだけで、けっこういそうだ。


自分と簡単に向き合うことができるツールに鏡がある。もちろん、自分を好きな人は鏡に映る自分も好きなので、自分を好きな人は鏡を見る機会が多い。職業柄、ハロプロのメンバーはダンスレッスンやメイクなどで一般人に比べると鏡を見る機会が多いのだけれど、その中でもさらに多い、もしくは鏡を使って写真を撮ったり、鏡を使って遊ぶぐらいに「ボールはともだち」ではなく「鏡はともだち」的なメンバーを探して、そこからこやつは自分を好きに違いない、と推測してみる。

松浦亜弥

まずは自分大好き松浦亜弥。情報が古くて今はどうなのかは怪しいことの極みなあたりはご勘弁だけど、以前はカラオケで自分の曲を歌いまくり、お風呂では鏡に映った自分の姿にうっとりと魅了され、軽く二時間は鏡と向き合ってしまうほどで、これほどディープでコアな自分大好き人間も珍しいのでは。そのうっとり具合がほんのりと「ね〜え?」の PV にも表れているような気がするのは気のせいか。あと、ハロモニ。のお正月企画の収録時には、あまりにモニタに映る振袖姿の自分を眺め続けるものだから、思わず安倍さんがツッコんだというエピソードもあった。


道重さゆみ

次にあややに負けじと道重さゆみ。オーディション当時には自分の顔がくまなく映るようにと巨大手鏡を携帯し、またある日には鏡に向き合いながら鏡に映った自分を「さゆりん」と命名し、さゆりんとチューまでしそうになったというエピソードまである要注意人物。これにはさすがの松浦亜弥大先輩も驚き?「性格はそこまで好きじゃない」とも告白していた彼女なので、外面だけを映す鏡と相性が良いというのはあるのかも。内面を映す鏡なんてものがあれば、それを手にしたときの道重さゆみの顔も見てみたいな。


久住小春

引き続きまして、現在ノリにノッている久住小春。小春に関してはどうも鏡越しの自分を写真に収める傾向があるらしく、一度「自分、自分好きっしょ?」と聞いてやりたい。特に、下の鏡面柱に映った顔半分ほどの自分を収めたのはまず間違いなくメンバー初。きっとこの撮影に関しては、小春自身が提案したのではないかと思う。ただアングルの都合上、自身のしゃくれ具合までをもはっきりとカメラに収めてしまう結果となるのはさすがに致し方ないところではあった……。


嗣永桃子

ついに、何て呼べばよいかわからないが一度は誰しもがやったことのありそうな鏡だけを使った超経済的な遊びキタ━ということで、写真は 2007 夏ライブ写真集から。これを応用して、デコに鏡を当てて鏡越しに映った足元を見ながら歩くという遊びもやった口でござんす。もしやったことのない方は一度お試しを。この桃子の鏡遊びはやってる本人にはわからないという点も面白く、それを見た他人だけが笑うという構図が目隠しでこんにゃくを触らせる感覚と似ているせいか、軽い桃子イジリっぽくて面白い。そして当の桃子は、デジカメの小窓にて「ディエーーー」という声を上げて時間差で笑うのでした。



それにしても、このエントリで挙がったメンバーは「濃い」メンバーの集まりだのぅ。「自分を好き = 濃い」という式は成り立つのか否か。この 4 人でユニットを組めばある意味で最強のユニットになりそう。