℃-ute のロゴに使われているフォント

つい最近ふと思ったのが、Berryz や ℃-ute のユニット名のロゴが既に定着した感があるなぁということ。そして Buono! もその傾向にあるということ。雑誌などではロゴの表記に多少バラつきが見られるものの、CD/DVD ジャケットなどのオフィシャルなグッズ類では気持ち良いほどに統一されている。Berryz のロゴは角ばったフォントで太めの縁有り、y の斜め線上に「ベリーズこうぼう」の文字入りといった感じで、℃-ute の方はやや斜体のフォントで縁は有り無し両方のケースがあり、u の上に「キュート」の文字入り。Buono! は丸っこいフォントで B と o の輪の部分がチェック柄のハートというデザイン。一方、モーニング娘。はどうだろうと振り返ったところ、特にこれといったロゴの印象がないのが正直なところ。「モーニング娘。」のフォントに注目してみるといくつか揃っているものもあったけれど、統一とまでは至っていない模様。随分前には m が 2 つ重なったロゴがあったけれど最近ではめっきり見なくなったなぁ。やはり、ロゴも分かり易さ重視といったところだろうか。

以前は℃-uteのロゴを自力トレースしたっていう記事書いたんすけど、℃-uteロゴってぜったい既製フォントをカスタマイズしたロゴに違いねーっていう根拠のない自信があったんで、再度ネットでフォント探しまくったら意外にあっさり見つかりました。

http://takezoh.hiho.jp/hello/2007/03/post_136.html

これらのうちで、以前から特に気になっていたのが ℃-ute のロゴ。最もデカデカと℃迫力で見たのは ℃-ute バスだったっけ。気になったのはそのフォントで、なんとなくどこかにありそうなフォントだなぁ、探せば見つかったりするのかな、などという淡い期待を抱きつつ調べてみると既に発見されていた方がおられたようで驚き。やはりその手の方が見るとわかるようで、℃-ute のロゴのフォントはとある既製フォントを弄くったものだそうな。ただ、そのオリジナルとなるフォントは明かされていなかったのでついでに調べてみると、どうも Sprint というフォントっぽい。

Sprint(TM) は有名なイタリア人のタイプデザイナー、Aldo Novarese 氏によってデザインされました。斜めに傾いているのが特徴的で、見出しなどによく使われます。カーレースや21世紀のEコマースのスタートアップといった、スピードを伴う今日の用途に最適です。

ライノタイプ2007年11月号メールマガジン

スピード感の表現に最適ということで、インディーズからメジャーデビュー、そしてさらなる躍進への勢いを願っての起用なのかなと思った。あと、「まっさらブルージーンズ」のアップテンポの勢いも多少関係してるのかも。と思ったら、「わっきゃない(Z)」のジャケットでも既にロゴ化されていたので、やはりロゴが決定したのはユニット名決定と同時期？℃-ute というユニット名を決めたのはつんく♂ P だけれど、そのロゴやフォントを決めたのはおそらく彼ではなく(アナログな人間なのできっと「フォント」という言葉を知らない)、専門のデザイナーが候補をいくつかデザインしてつんく♂ P の承認を得る、というフローなのかどうかは知る由もないがその際にデザイナーが参考にしたフォントがこの Sprint ということになるのかな。

ということで、こちらでも早速 Sprint を使って ℃-ute のロゴを作ってみたよ。カスタマイズする点は、

• 「C」に「出っ張り」を付け加える。マイマイの横に舞美が並んでぴょこーんと頭が出る感じで。
• 「-」(ハイフン)をやや上に移動。そう言えば、マイマイも千聖も随分と背が伸びた。
• 「u」と「t」の払いをやや伸ばして隣にくっつける。払いは千聖の髪が跳ねる感じで(どんな感じだ)。
• 全体的に文字を詰める。どれぐらい詰めるかと言えば、愛理と舞美の頬がくっつくぐらい(笑)
• 「o」を縮小(1/2 サイズぐらいが妥当？)して「C」にくっ付ける。マイマイのようにちょこんと。

といった感じでいかがでしょ。上がオリジナルの Sprint 版 C-ute で、下がカスタマイズ版 ℃-ute。「頬と頬のくっつき具合」がちと足りなかったかな…… :)