世界のベリーズ

BluePhobos2008-08-12

北京オリンピックの競泳の BGM に Berryz の「付き合ってるのに片思い」が流れたそうで、何ともスケールのデカイ話題にびっくらしたのと同時にそのマッチングのシュールさにハマり中でごぜぇます。こりゃ間違いなく今年のホットトピックレベル。世界中でいったい何人が聴いているのやら。うさちゃんピースも世界へ進出したが、Berryz がこの手で世界へ進出するとは夢にも思わなんだ。オリンピックでは「参加することに意義がある」とよく言われるけれど、この瞬間にこの場でこの曲が流れたというその 3W1H の重要性を把握した上で「流れることに意義がある」と言ってしまっても良いのではないかと思った。



「ね イイでしょー?」の桃子ヴォイスが National Aquatics Center に鳴り響くのも要注目だけど、そのタイミングがまさに次の選手たちが登場する瞬間だというシュールさもツボですぜ。映画「ターミネーター」のテーマ曲がかかりそうな物々しい雰囲気の中、これから世界の猛者たち及び自分自身との闘いを繰り広げようとイメージトレーニングしながら戦場に足を踏み入れた(←ここまでの映像はスローモーションで)まさにその直後、ふにゃーっと腰砕けという感じで(笑) 華麗なるリプレイと BGM の組み合わせも良い味出してますな。


そう言えば「付片」の PV の衣装やセットが少しばかり中国寄りにも思えなくもないので、そのあたりが選曲の決め手かっ!と目を光らせていたのだけど、どうも運営側が世界中で誰もが知っていそうな曲という基準で選曲しているようで、あれまーと読みは見事に外れつつ、その基準を考えるとそれはそれでスゴイなと。で、よりノリノリの「モンキーダンス」が選曲されなかった理由としては、「さあ まだまだ 日本はやるぞ さあメダルも たくさん取るぞ♪」という一国応援の歌詞が引っ掛かったのかなと推測してみる。


タイでは以前からベリーズ・ブレイク中で、St.BerryZBerrIIz というカバーグループが、中国には Berryz工房中国後援連盟というファンサイトが、フランスには Berryz Kobo France というファンサイトが、etc. といった具合に Berryz工房は世界で熱い。あと、メキシコにもファンクラブがあったっけ。さらに、韓国で開催される ASF (Microsoft の方じゃないよ) こと Asia Song Festival には Berryz が出演するということで、今回のオリンピック BGM 採用も合わせて俄然世界へ進出して来た Berryz工房。今後は世界での動向も積極的にウォッチすべきかな。いつの日にか、"We are Berryz Kobo. Kobo means Factory." という世界向けの自己紹介が付いたりして。

http://www.asf.kofice.or.kr/03_per/index.php

そうそう、北京に話を戻して、風の噂では女子の飛び込みでもオーストラリア選手のときに「付片」が流れた模様で、競技間のブレイクといっても聴覚だけはブレイクできないまさにその字の如く聴衆、上述の各国のファンを含めた聴衆が世界中にいると思うと、嗚呼、やはり世界に国境はないのだなと思えるのでした。