ハロモニ@で魅せた娘。たちの四段階フェーズ

BluePhobos2008-08-31

8/24 放送のハロモニ@では、宝くじに当たって 4 億円ゲットだぜーぃ!というドッキリ企画があったようで、最近では珍しく娘。たちが主役となって各々の欲望との葛藤に「素」が見え隠れする内容で面白かった。メインのがっつき度 No.1 が誰か?ということも気になったのだけれど、それ以上に各フェーズごとに彼女たちが魅せるリアクションが面白かったかな。最初に状況を理解するまでのフェーズ、状況を理解した直後の驚きのフェーズ、大金を目の前にして夢を膨らませるフェーズ、ドッキリと知った後のフェーズといった具合に、喜怒哀楽、起承転結とかではないけど綺麗に分かれた四段階のリアクションが見れたお陰で、やはりハロモニはこうでなくてはと思ったのでした。そこで、ここではがっつき度は置いておいて、その段階ごとに光っていた娘。たちを取り上げてみたよ。

Phase Understanding 〜ちょちょちょ一体全体どゆこと?フェーズ〜


まず、ここではれいなと愛リーダーの呆然さがイイ味を出していた。厳密に言うと、れいなは話を聞いた直後でリーダーが話を聞く直前なので同じ呆然でも若干意味合いが違うのだけれど、やはり人は呆然となると目が皿になって下顎の力が抜けるという共通点が見られるようでして。特にリーダーはリーダーだけに、こんな薄暗くて狭い事務所に一人で連れて来られた日にゃぁ「解散」の二文字でも飛び出すんではないかと慄く気持ちもわかるのであります。いつか、いいらさんが「高橋に話しかけるといつもビックリしたような顔するね」と言っていたが、どうも特に目上の人からの話には耳だけではなくて目でも聞く、というのが高橋愛流の模様。

Phase Amazing 〜驚嘆・驚愕・マジデジマ?!フェーズ〜


このフェーズでは皆良いリアクションをしていたが、敢えて挙げるなら愛リーダーと小春が光っていたかも。他のメンバーはほぼ年相応のリアクションを見せていたのだけど、この二人に関しては実際の年齢を倍、さらに倍!したかのようなおばちゃん風リアクションが出てしまうあたり、予想不可なサプライズ時にひょこっと姿を現す自分というのは時空を飛び越えた未来の自分なのではないか、と思ってしまった。まぁ、娘。たちは幼い頃から多くの大人たちと日頃から接しているせいもあるのだろうけれど、普段 TV などのメディアでは実年齢を下げてリアクションする部分も多分にあるのだとも思うので、そのあたりの反動に耐え兼ねて現れてしまった素の自分とも言えるのかも知れない。それにしても、頬に手を当てる前に「アラ!?」と漏らした高橋愛は確実に実年齢を数倍化させた高橋愛と共存しているのは間違いなさそう。モノマネのネタとか好きな曲、好きなモノのチョイスも渋いしね。

Phase Dreaming 〜あれもこれも全部ひっくるめて私のものよ!ヒャッヒャッヒャフェーズ〜


ここでのリアクションが最も萌え的な観点で優れていたのはジュンジュンと愛佳。人差し指を口に当てて首を傾げながら上を見る仕草は誰に教わったのかというのが気になって仕方がない。しかもそのシチュエーションが、数億円ではなく数万円レベルで買いたいものを思い浮かべるというものであり、それを含めるとカワイイの極みなのかなと。一方、愛佳はやや謙虚気味に上目遣いをしながら鼻の下を掻くというリアクション。いずれにせよ、手を口元に持って来るというのがポイント。愛佳の仕草はなんとなく全盛期の松浦亜弥を彷彿とさせなくもないけれど、きっと安倍さんがいたら「鼻の下を掻かないのー」と注意されるところではないかな。

Phase Angering 〜なにィ!よくもよくも……許・さ・ん!フェーズ〜


ついにバラした直後のお怒りモードのフェーズであるが、ここではガキさんと特に小春のレベルが高かった。ガキさんはいつもの「コラー!」が出なかったのが悔やまれてならないけれど、この「はぁっ?!」が出るまでも一瞬間が空いていてその後に「ドッキリ」ボードを目にするや否や「あ"ぁ"っ?!」と奇声 ING。いかにもガキさんらしいリアクションでなんとなく安心した瞬間。小春は小春で、目が完全に ≧≦ になっているのがやはりアニメで鍛えて表現力だったりして。さらに例のキンキン声で上の台詞を叫んだ直後、傍聴しているメンバーから「カワイイ〜」との声が聞こえるではあーりませんか。リアクション一つとっても、異性から好かれるか同性から好かれるかが分かれるものが多いと思うのだけれど、同性から好かれるリアクションを瞬時にとる小春もまたスゴイなと思ったとさ。