りかうさについて
先日開催されたモーニング娘。10年記念展のグッズ博物館には懐かしいグッズたちが並ぶ中、一際その圧倒的な存在感と独特なオーラを放つグッズがあり、それはつぶらな瞳でこちらを見つめながら微笑む白い存在、「りかうさ」であった。このりかうさも石川梨華と同様、「そなたとも長い付き合いよのぅ」と一杯かわしたいぐらいのベテランなんだなぁ、としみじみしながらこの写真を眺めたワケであります。最初は 2D の世界で生きていたけれど、ついに 3D の世界に飛び出したりかうさ。平面の世界と比べて、立体の世界はいかがッスか。まさかご主人様がうさ耳を頭に付けて踊っているのは想定外で驚愕の事実だったことでしょう……。それを見た瞬間の貴女(まつ毛パッチリなので♀ということで)の目のサイズは当社比三倍といったところでしょうか。
そんなりかうさに関して、彼女はいつ生まれたのか。いつぞや番組で各シャッフルユニットごとに旗を描こうという企画で、石川梨華が描いたりかうさにメンバーが落書きをして梨華殿ご立腹〜という光景を覚えているのだけれど、いつか忘れてしまったなぁ。とりあえず手元にあるもので最も若い(過去に登場した)りかうさを挙げておこうかな。写真集「Hello! Project 2002 みんな大好き、チュッ!」での石川梨華のページ。
梨華殿、増殖させ過ぎッ!描きたくて描きたくて仕方ない様子が伺えるあたりがいかにも石川梨華らしいなと。当時のりかうさは現在と比べて、顔が真円に近くて両目の間隔が狭かった。これが後に顔が楕円形になり両目が離れて下方に移り、デコ面積が広くなっていくのであります。それにしてもこの 2002年当時でこの増殖 Ver. を描いていたのだから、りかうさの出生を調べようとすると、きっともっとときを遡る必要があるのかな。りかうさの初の登場はいつなのだろう。少なくとも 2001年かそれよりも前……石川梨華が娘。に加入した 2000年あたり?
次に、りかうさのヒントとなるキャラクターについて。りかうさのリボンはどう見てもキティちゃんだと思うのだけど、その他はどうだろうと考え、ぬいぐるみで人気があるキャラクターを思い浮かべているとふと思いついたのがゴマちゃん。後藤真希ではない方ね(笑) そう言えば、石川梨華は過去にゴマちゃんとの深い関係を語っていた。それが「今日のゴナゴト」。遡ること 2002年 1月 28日の昔話で、とにかく懐かしいことの極みなのだけれど、石川梨華が話すぬいぐるみのくだり。
今日のゴナゴトは、じゃじゃん♪「ぬいぐるみ なんでそんなに カワイイの」
なんか不思議。だって、ぬいぐるみを眺めているだけで心が癒される。自然と笑みがこぼれる。だからそんなぬいぐるみが私は大好きです。
石川の小さい頃、大好きだったぬいぐるみっていうのがゴマちゃんのぬいぐるみで、どうしてもゴマちゃんが欲しくてサンタさんにお願いしたわけです。「ゴマちゃんのぬいぐるみが欲しい」って紙に書いて、夜置いといたら朝置いてあって。そのゴマちゃんっていうのが、あの水兵さんの帽子を、ちっちゃい帽子をかぶったぬいぐるみでちょうどどれくらいかな?これぐらいかな?これぐらいのぬいぐるみで。肌触りもすごくよくて。ゴマちゃんを押すと「キュー」って、あのゴマちゃんのね、泣くんですよ。このぬいぐるみ、大好きで、ず〜っと大事にしてて……。
ぬいぐるみと言えばキティちゃん、プーさん、ミッキーマウスあたりが大手だと思うけれど、彼女たち以上にゴマちゃん LOVE だったことを伺わせる文章だなと。どちらも丸い顔でつぶらな瞳、という観点では共通しているのだけど、唯一違うのが口。きっと、りかうさの口はこの口に違いない。この口かーこの口なんかー(笑) 同じうさぎでもミッフィーの口はペケポンで、そこは断固としてヒントにしなかったのは、石川梨華のお喋り気質となんとなく関係がありそうに思える。「やっぱりぬいぐるみも喋れないと可哀想じゃん」という感じで。口繋がりだと、比較的新しいリラックマも好きそうな予感。デコの広さと両目の間隔もりかうさに酷似しているしね。
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リラックマ 携帯スタンドぬいぐるみ (リラックマ) MD-26701
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なお、3D の世界に飛び出したりかうさの魅力を堪能するにはこちら。「トロといっしょ」ならぬ「りかうさといっしょ」。こんなところやあんなところにりかうさ現る。
http://www.picmate.jp/192453511/albums/18618/