Web 上で最も画素数の高いハロプロ画像を追い求めて

BluePhobos2010-01-11

アップローダやファンサイト、ブログや tumblr などの Web にアップされ続けるハロプロ画像はその画素数(解像度)も様々で、アイコンやバナー程度の小さなものから壁紙向けの大きなものまであるのだけど、ではそれらの中で最も画素数の高いものはいったいどれくらいなのか、などという問い掛けが何故かふと頭を過ったので早速調べてみたよ。ハロプロの場合は夜景や風景とは違って人物画像がほとんどで、高画素が必要とされるケースはあまりないように思うし、高解像度が進む PC のデスクトップ向け壁紙用途とか TV のフル HD のキャプチャとかを考慮しても 1920x1080 ぐらいが最大かな?と思っていたけど、ところがどっこいこれが見事に予想を大きく上回る結果となったのです。


高画素の画像を検索する手段としては、Google 画像検索画像検索オプションの一つ、「検索する画像サイズ」という項目に最小サイズを指定できる便利なオプションがあって、指定のサイズ以上の画像を片っ端から引っ張って来てくれるという優れモノ。この選択肢には「1024x768 以上」などのピクセルサイズだけでなく「1000 万画素以上」などの画素数も指定できるので、これと適当なハロプロ関連キーワードを組み合わせてとにかく℃デカイハロプロ画像を検索してみよう、というのが今回の主旨です。つい最近までこの「最小サイズ」オプションの存在を知らなかった身としては、Google が追い求める世界には何が待っているのか楽しみでもあり怖くもなって来る所謂ワクブルを体感せざるを得ないのだけど、とりあえず検索でヒットした、画素数がヤバ目な画像をいくつかピックアップしてみました。検索キーワードは例えば「berryz」なんかがオススメです。


詳細は以下から。

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ハロプロ楽曲大賞 2009 を振り返る

BluePhobos2010-01-02

どもどもあけおめことよろ。と、昨年と全く同じ挨拶になりましたが、今年も継続して超マイペースにハロプロをウォッチしていこうかなと思ってますのでどーぞよろしく。年末には恒例のハロプロ楽曲大賞の結果発表イベントが行われたようで、関係者の皆様は本当にお疲れ様でした。ナント参加者数は昨年を上回ったそうで驚くばかりでございます。私ぶるふぉぼ。は不参加でしたが、Twitter と狼スレの実況を追従し、発表曲を順に PC で再生していくという些か寂しいアローンスタイルではありますが、これがまたなかなかの臨場感で、自宅にいながら会場の雰囲気を味わうことができました。そんなハロプロ楽曲大賞 2009 を振り返りたいと思います。

楽曲部門

順位 タイトル ユニット 点数 票数
001 ライバル Berryz工房 467.5pts 187票
002 消失点 -Vanishing Point- Buono! 330.5pts 144票
003 SONGS モーニング娘。 294.0pts 121票
004 はじめての経験 真野恵里菜 213.5pts 103票
005 なんちゃって恋愛 モーニング娘。 208.0pts 93票
006 憧れ My STAR ℃-ute 201.5pts 109票
007 雨の降らない星では愛せないだろう? モーニング娘。 198.5pts 103票
008 しょうがない 夢追い人 モーニング娘。 191.0pts 87票
009 ゴール Buono! 185.5pts 85票
010 グルグルJUMP 久住小春・ジュンジュン・リンリン(モーニング娘。) 183.0pts 102票


昨年は娘。がぶっ放して Buono! が健闘、Berryz が奮わずという結果となり、一方今年は娘。の票が分散して Buono! は継続健闘、そこに Berryz がトップに躍り出たという構図になったようです。「ライバル」は口ずさみやすいメロディに可愛い・強い・楽しいの 3 つの要素が巧い具合にブレンドされて、それらが老若男女現場在宅問わずシンプルな形で共有できた結果と言えるのではないかな。このあたりは昨年のクールな「リゾナント ブルー」と対照的で興味深いところです。そのクールに該当しそうな 3 位の「SONGS」は、聴けば聴くほど「リゾナント ブルー」の DNA を継承しているようで、ここに娘。の誇りというか、決して他に譲れないものがあるような気がするのです。今年の娘。もそれを貫くのか、はたまた転換してくるのかは注目すべきポインツだけど、最近の娘。の曲を聴く限りはそのプライドの影響か、自分自身で進むべき道を狭く(険しく)しているような気もするので、「元気で明るく楽しい」というシンプルなスローガンに基づいた娘。の曲というのを今年は是非とも聴いてみたい。


もう一つ興味深いのが「消失点」が 2 位を獲得した理由。ここにはぐれメタル級の楽曲考察ネタの潜在臭をクンカクンカしつつも、未だピコーン!となるほどの解決には至っておらずです。情報収集と私的模索をしてみると、

・80 年代アイドル歌謡調である
パシイベで雅自身が歌った
・ファン向けのパート(歌詞の空き部分)が用意されている
・雅の透明感溢れる歌声が映える
・ロックな Buono! がセンチなメロディを歌うそのギャップに酔いしれる


などのキーポイントがあり、これらが相乗して大多数のファンの心を打ったのかなと推測。結果を踏まえてのヘビロテでは確かに C メロでの雅の綺麗な歌声には惹き込まれるものがあるけれど、個人的に好きな「ゴール」を超える何かを秘めている、その何かはまだ見つけられていないのです。そしてヘビロテは続くのであった……ザッザッザ(階段を降りる音)、という感じで、こういった自分が未投票あるいはあまり聴いていない曲が上位に来た場合にそれを認めてそこに新たな出逢いと発見を見出す、というのがハロプロ楽曲大賞の醍醐味の一つでないのかなと思ったりする。まぁ、順位を気にし過ぎても本末転倒になるので難しいところだけど、皆が良いと評価した曲にはそれだけの何かがある、というブクマ的な観点で。


あとは、スローテンポでしんみり感動系の「雨の降らない星では愛せないだろう?」がアップテンポでノリノリな「グルグルJUMP」を抑えたところも注目したいところ。興行が主力で「ノレて踊れて盛り上がれる」という要素が非常に強く求められるハロプロ楽曲の中でも、こういったしんみり系や哀愁系、バラードなどもたくさん聴いて評価したいし評価されてほしいと思う。欲を言えば、安倍なつみ松浦亜弥の楽曲ももっと評価されてほしいのだけど、音楽活動自体が縮小傾向のようで、これはホントに残念。色々と事情はあるにせよ、音楽から彼女たちを遠ざけるのは一体何なのだろう……と思うことは多々あるのです。

PV 部門

順位 タイトル ユニット 点数 票数
001 ライバル Berryz工房 465pts 196票
002 MY BOY Buono! 344pts 162票
003 ぁまのじゃく S/mileage 243.5pts 108票
004 青春バスガイド Berryz工房 208pts 103票
005 3、2、1 BREAKIN' OUT! モーニング娘。 201pts 97票
006 あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい S/mileage 193pts 92票
007 Take It Easy! Buono! 173.5pts 92票
008 しょうがない 夢追い人 モーニング娘。 151pts 74票
009 Top Secret HANGRY & ANGRY 147.5pts 48票
010 気まぐれプリンセス モーニング娘。 137.5pts 74票


昨年の「ジンギスカン」に引き続き今年も Berryz が断トツトップで制覇!さらに同ナンバーが楽曲部門と PV 部門を両制覇!でこれはどうやら初のようです。「ライバル」の PV を見返すと、何故にこれに投票しなかったのかが悔やまれてならないのだけど、楽曲の良さも手伝ってかエアギターをしたりなんちゃって楽器を演奏したりフラフープを回したりする Berryz が皆揃いも揃ってとにかく楽しそうなのがデカイかな。楽しそうでたまらない!と言う感じのイイ顔してます。ハロプロの PV はどれも楽しさがよく伝わって来るのだけど、この「ライバル」から伝わって来る楽しさが他の数倍はありそうにも思えて来る。「ジンギスカン」との共通点である楽器は楽しさとのリンクがやっぱ強いなと。(楽器にも楽しむの「楽」の字が含まれてるしね) 楽器から小物まで細部に渡ってダンボールで DIY するという拘りも熱いし、楽しさが十二分に伝わって来て話題性にも富んでいる非常に Berryz らしい傑作と言えます。毎回何らかの手法で、観る側を驚かせて楽しませてくれる、そんな作り手の意向が読み取れる作品が Berryz には多いような気がします。



5 位の「3、2、1 BREAKIN' OUT!」もファン参加型の OPV 企画が熱かった。提供される素材面では多少物足りない印象はあったけれど、ノミネート作品はクォリティ高いものが多かったし、その結果がこの順位に反映されていると思えば納得です。これらのノミネート作品と本家の PV を観て思ったのがデジタルでアナログを表現している作品が評価されているということ。この○○で△△を表現するというリプレイスは「ライバル」のダンボールとか「ジンギスカン」の園児にも当てはまるところがあって、チープなもので高価なものを表現する、意外なもので身近なものを表現するというスタイルがハロプロでは評価される傾向があるのだと思う。過去の作品にもこの手の表現技法が使われていると思うので一度この観点で振り返ってみても面白いかも知れない。今年も一体何を何で表現して来るのかを楽しみにしようっと。


一方でトップ 10 にランクインしていない ℃-ute の PV には、楽しさはまだしも前述の話題性とか表現のリプレイスの観点が考慮されているものがなくて正直残念だった。「EVERYDAY 絶好調!!」などは PV の内容次第ではかなり楽曲の印象が変わって来ると思うのだけどいかがでしょ。℃-ute には ℃-ute の PV の良さがあるとは思うけど、個人的には今年の ℃-ute には新生 ℃-ute としての PV イメージの一新を期待したい。

推しメン部門

順位 メンバー 票数
01 嗣永桃子 (Berryz工房) 67票
02 矢島舞美 (℃-ute) 41票
03 田中れいな (モーニング娘。) 40票
04 鈴木愛理 (℃-ute) 39票
05 高橋愛 (モーニング娘。) 30票
05 新垣里沙 (モーニング娘。) 30票
05 亀井絵里 (モーニング娘。) 30票
08 道重さゆみ (モーニング娘。) 29票
09 清水佐紀 (Berryz工房) 24票
10 紺野あさ美 (音楽ガッタス) 23票


昨年に引き続き桃子の時代連続到来!ということで、Berryz の楽曲大賞 3 冠です。トップ 10 入りを予想していた真野ちゃん熊井ちゃんのランクインはならずで、昨年からは佐紀ちゃんが新たにランクイン。ホントわからないもんです。何故に桃子がここまで人気をゲッツしているのかをこの機に考えてみると、アイドルとしての姿勢とか機転の利きや頭の回転の良さ以外にも、振り付けと表情にもあるんでないのかなと最近は特に思うことが多い。桃子は身長が低いにも関わらずなのか、低いが故なのか、とにかく振り付けの振り幅が大きいこと大きいこと。まぁ前からだけどね。特に身体を反らしてお尻を突き出したり(小指にしろ何かしら「反る」のが得意?)、膝や首を曲げたりするその突出範囲とか角度が誰よりも大きいのである。(ヒップアタックが強力な理由もコレか)



これって、以前は矢口が「ちっちゃいので大きく動く」と貫いていたもので、細かいことはよくわからんけども観客の視線を集めるための良いテクニックだったりするのかも。このあたりは桃子自身がどう考えてるのか不明だけど、どうしても目が行ってしまうその振り幅は彼女の武器の一つなのではないかな。それプラス、過剰ニカニカと言えるほどのやたら豊かな表情の組み合わせが桃子の人気を支えているのかなと。近寄ったら近寄ったでインパクト大(握手会の握力とか)、遠目でもやたらその動きが目立って気になる存在。ホント隙がない子だなーと感心するばかりです。

第 8 回ハロプロ楽曲大賞 2009 投票

BluePhobos2009-12-06

楽曲部門

5位 S/mileage / ぁまのじゃく (1.0pt)

ぁまのじゃく

ぁまのじゃく

「君のことなど興味ない」から入る歌詞がとにかく斬新な作品。「無関心」は「嫌い」よりもダメージのデカイ言葉だと思ってるのだけど、それをいきなり言い放つド S さ(S/mileage の S が大文字なのも狙いはもしやコレか)が終始展開される中、どことなく優しさや切なさ、か弱さなどが滲み出て来るようで、守ってあげたくなるようなそんな想いに駆られる。ま、これがツンデレの魅力というヤツでしょうか。嘘をついてもバレバレな返答や仕草をしてしまうおっちょこちょいな女の子像が思い浮かぶ、そんな S やら M やらが / で交差する S/mileage ならではの一曲。

4位 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) / はぴ☆はぴ サンデー! (1.5pt)

月島きらりと言えば、昨年は「パパンケーキ」に元気を貰って一日一パパンな日々もあったのだけど、その元気をそのまま今年にシフトして注入したと思われる曲がコレ。結局、今年も一日一はぴです。特に、2 番後の間奏からサビにかけての盛り上がりには、ニコ動のコメント風に言えば「3:00 からが小春の本気」をまさに感じた。PV ではそれが「変身」によって増幅されたわけだけどね。女の子のネガティブからポジティブへの気持ちの変遷を、これでもかと言わんばかりにわかりやすくメロディと声で表現した素晴らしい作品だと思ったのでした。


小春は娘。を卒業してしまうけれど、今まで元気とハッピーをありがとう!と言いたい。小春がくれた元気とハッピーはいつまでも小春を愛した者の心に行き続けると……。

3位 Buono! / ゴール (2.0pt)

Buono! 2 (初回限定盤)

Buono! 2 (初回限定盤)

女の子の歌声とロックのギター、そしてクラシックのストリングスの融合がこうも壮大な楽曲になるのかと驚いた作品。サビ突入前のドドド……というティンパニが心湧き上がって仕方ないッスよホント。この曲にはどんな映像が相応しいのだろうなどと考えていると、真っ暗闇の遥か遠くに輝く光に向かって Buono! の 3 人が手を取り合って走って行く光景が浮かんだのだけど、一人称が「僕ら」なところから「一本の矢は折れても三本だと折れない」という力強く進む Buono! の側面が見えるような作品でもあるのでした。

2位 安倍なつみ / 微風(そよかぜ) (2.5pt)

安倍なつみ 〜Best Selection〜 15色の似顔絵たち

安倍なつみ 〜Best Selection〜 15色の似顔絵たち

なっちの歌声には丁寧さ、繊細さ、優しさとかを感じることが多いのだけど、この曲はそれらがより一層際立つような気がする。より想いが強く込められた、と表現するべきかな。そんな優しさに包まれて微笑むことができる。微風の「微」はきっと微笑の「微」なのではないのかな。そう思って聴くと、ノリノリのハイチューンとは全く違った観点での「曲を楽しむ」楽しみ方がそこにあるようで、歌が大好きであろうハロプロ現メンバーも、10 年後にはこんな名曲を歌っていてほしいなと願うのでした。


この曲は WOWOW で TOSHI となっちがコラボした曲として印象に残っていて、ここで歌うなっちの表情が未だかつてないほどの歌の幸せ、歌うことの幸せに満ち溢れているように見えて、それもまた印象的過ぎて 2009 年の名コラボと言う外なし。また、このコラボ以降、この曲を聴くと TOSHI のハモリのコーラスがバックにうっすらと優しく聴こえてくるような気もして、そう思うと、自分の中では TOSHI はなっちの微風となり、私の微風にもなったのです。

1位 Berryz工房 / ライバル (3.0pt)

以前に「ライバルは曲構成がニュータイプ」と表現したのだけど、自分の中ではずっとそのニューが持続したとにかく新鮮な一曲。年中新発売みたいな感覚。最後に冒頭のサビに戻る際の、音階が階段状にテンポ良く昇っていく瞬間が斬新でらいすっきなのです。で、戻ったサビを聴いているときに「この後でまた 1 番の A メロに行くっていうのはどう?」、という無限ループのような、曲は続くよどこまでも!と感じさせるところもまた魅力的。サビの中に存在する広がりとはまた異なる広がりがあって、新しいものによる広がる楽しみを味わえた作品でもあったかなと思います。来年もまた、こういう新発見に出会いたい。

PV 部門

3位 S/mileage / あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい (1.0pt)


洋風の部屋、ベレー帽、チェックの衣装、ドレス、リボン、馬車、といった女の子が憧れるであろうお姫様の世界観を実現した作品。ビッグサイズの受話器が可愛くてイイ感じ。その大きさは、電話に対する女の子の意識を表していたりするのかな。というのも、大好きなあの人と繋がることのできる唯一の手段だから。敢えてケータイではないアナログさが良い味出してます。可愛さは小ささとよく結びつくけれど、大きさとも結びつくことをこの受話器を見て感じた。あと、間奏の振り付けの手の部分が反っていて、これもお人形という女の子の大好きなアイテムを盛り込んだんではないかと思う。女の子が思い描く世界、大好きな世界、というテーマだとこの作品が最も相応しいのかも知れない。

2位 Buono! / MY BOY (2.0pt)


「チャーリーズエンジェル」バリの強くてカッコイイ Buono! が見れる作品。細部にも凝られていて、愛理がかけていたレーザー光線可視グラスを外した途端、背後のレーザーが消えるあたりとか映画好きにはたまらんかと。あと、Buono! の PV には必ずと言っていいほどにビデオを高速再生させたようなクイックシーンが出て来るのだけど、その使い方が非常に巧いと思った。あの手この手を駆使して最後にゲッツした宝がスイーツ(笑)という豪快なオチもよく考えられているし、テクと遊び心が満載の傑作。

1位 真野恵里菜 / 世界は サマー・パーティ (3.0pt)


ドラえもんの発想とハロプロフュージョンした夢溢れるワクドキな作品。ドラえもんと言うのは、魔法のトランクごしに真野ちゃんが世界を見下ろすシーンがドラえもんのタイムマシーンやら四次元ポケットやらを連想させたことから。この魔法のトランクの発想自体がドラえもん的で、もう完全に「どこでもトランク」と名付けるべきかと :) そこから色んなものが飛び出して来るのだけど、何が出るかわからない、というのが面白くて好きなんです。もうちょっとサプライズレベルを上げて真野ちゃんのもっと驚いた表情をスローで見たかった気もするけどね。他には、松浦亜弥の PV にあったようなキラキラなエフェクトも付いていてグッジョブ。


興味深かったのが、どこでもトランクを開けてキラキラ輝く何かを見つけるも、苦虫を噛み潰したような表情でトランクを閉じるシーン。「コレ、普通入れますかね?」と言いたいシーンなのだけど、ここで真野ちゃんが見たものは一体何だったのかが気になって夜も碌々眠れんのです。結局は、真の世界(≒マノセカイ)にはパーティなどとは無縁の国々があることを暗示していると考え、「世界中で サマー・パーティ」というタイトルには決してならなかった理由がそのあたりにあると推測するに至り、非常に深い作品なのだなと見る度に思うようになったのでした。

モーニング娘。×graniph×月刊ザテレビジョンのコラボ T シャツにクローズアップしてみたよ

BluePhobos2009-09-27

「写真をシルエットにしてロックっぽく」「私服としても着られるようにおしゃれに」「ピンク色は絶対欲しい!」などなど…メンバーのアイデアをもとに、デザイン、制作をしたのはデザインTシャツストア・graniph(グラニフ)。「MORNING」の文字と9人のシルエットが絶妙に配置され、その下にはドイツ語によるメッセージが加えられるなど、クールさの中に遊び心がミックスされた仕上がりになっています。

ザテレビジョン | 芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントプロフィール情報満載!

この T シャツのフォントとか配色を含めたがデザインがイケてるのと、そのフォント内にメンバーのシルエットを配置するというさり気なさに魅了されて購入の申し込みをしたのが 8 月半ば頃だったかな。この手のデザインには往々にしてメンバーの名前が入るものだけど、そこを前面に押し出さず、グループ名の一部、しかも英語の「MORNING」だけをさらに一部の文字を倒しつつドカーンと一発ディープデインパクトさせる、このモーニングとは実はあのモーニングなんだよフフフ的なところが個人的ポイント。公式の FC グッズにはあまり見られない非アップフロントクォリティとでも言えたりして。まぁ、シルエットはベリーズ仮面とキューレンジャーの T シャツで採用されていたけどね。


で、1 ヶ月ほど焦らされ続けるも先日遂にその T シャツが無事に届きまして、上の月刊ザテレビジョンのリンクを含めて Web にあるシャツはどれも遠目からのものばかりだったのと、巡回した限りではあまり購入された方もいないようなので、そのデザインにクローズアップでもしておこうかなと思います。まずは前面。所詮シルエットなのでズームしてガン見する価値は薄いかな……などと思いきや、これがけっこう細かいのでプチサプライズ。



シルエットの個人識別難易度だと、田中、光井、ジュンジュンが EASY で、意外にも道重、新垣、高橋が HARD というところかも。とりあえず、れいなの分かり易さだけは異常です。M に道重、O に高橋、R に田中とリンリン、N に亀井と新垣、I に久住、N に光井とジュンジュンという配置で、道重の M、れいな・リンリンの R、新垣の N あたりが狙いよったなおぬし、みたいな。繊細面ではれなえりジュンジュンのピースの指の細さが素晴らしいのと、れいなに至っては顔からピョコっと髪の毛が出ているあたりも忠実にシルエッティングしていたりするのでそこも予想以上で余は満足じゃ。



で、これがメンバーのシルエット元の画像ね。これってどうも背の順っぽい模様。道重はここでその両ピースを頭の上に持って行かなったことを後悔するのであった。



続きましてこれが背面上部中央に小さく配置されたロゴでござーい。上の正面に比べかなりズームしてます。そして、「サザエさん」の OP でタマが果物を割って出て来るように 40 の 0 をパッカーと半分に割って娘。シルエットが居座っとります。正面よりはシルエットが荒いけど、ここでもれいなのアピール力は異常。40 の部分を見ようによっては 0 の半分が u に見えなくもなくて、そうなると 4u = for you となるわけで、こんなところでも規模はちっちゃく可愛いながらもハロプロでは御馴染みの多幸感に満たされる、そんな T シャツを大事にしたいと思います。

お気に入りのハロプロな tumblr. を紹介します

BluePhobos2009-09-23

実はちょっと前から tumblr. 始めてました。で、「ほほう」とか「こりゃこりゃ」とか「ゲーッ!」というハロプロコンテンツを、新旧問わずときには厳選ときには甘選して日々投稿(ポスト)および引用(リブログ)しとります。tumblr. 自体は 2007 年頃から始まった Web サービスで、簡単に言えばはてブのような SBM 風の超シンプルなブログ、とでも言えるのかな。とにかくテキストでも画像でも動画でもポスト、特にリブログが簡単で、それに対して自由にコメントできるその敷居の低さが魅力的な印象が強い。まぁ、実際は tumblr. でポストやリブログされるうちの大半が画像なんだけどね。あとは米国のサービスということもあって、デザインがクールなものが多いかな。このあたりは特にはてなあたりと比べると顕著かなと。


tumblr. にもはてブと同じように他のユーザをお気に入り登録(フォロー)できるのだけど、ハロプロ関連のポストやリブログも以前に比べると増えて来たように思うし、フォローしつつハロプロをトレースしている立場を活かして、ここでは私ぶるふぉぼ。がフォローしている中でお気に入りのハロプロtumblr. を紹介したいと思います。以前書いたお気に入りの中のお気に入りのハロプロブックマーカーを紹介しますtumblr. 版ということで。

ハロプロ全般

モーニング娘。関連

Berryz工房関連

℃-ute 関連

真野恵里菜関連

その他

  • いらもたん
    • イラストモーニング。という狼板の絵師が描いたハロプロ系のイラストをアップする tumblr. 版。18 禁のものもあるのでお子ちゃまは見ちゃらめぇ。
    • このうとうとこなた favicon はどっかで見たことがあるなぁ。
  • Smileage
    • S/mileage やエッグのオフィシャルブログを RSS 形式で配信。FC 非会員の人には退屈なサイトだけど……。
  • HelloProject
  • Untitled
    • テスト用ページと化しているが、とりあえず kumaichan というアカウント名だけは神。


上でも触れた通り、tumblr. でハロプロを追いかけていると、菅谷梨沙子真野恵里菜を多く見かけるような印象がある。それだけその御二方は美少女要素に溢れていると言えるのかも。もちろん、美少女と言えばの矢島舞美とか熊井友理奈田中れいな亀井絵里道重さゆみあたりもよくリブログされているけどね。あと、敢えて比較すると ℃-ute よりも Berryz工房の人気が感覚的に高いっぽい。ちなみに、ハロプロ系をリブログするユーザが他にどんな女の子をポストしたりリブログしたりするのかという点も興味深くて、AKB48 とかはもちろん多いのだけどそれ以外だと、夏帆小池里奈川島海荷戸田恵梨香堀北真希新垣結衣北乃きい宮崎あおいあたりが該当しそうな印象を持った。「ハロプロ顔」というのがあるのか不明だけど、このあたりもどこか共通点がありそうで面白い。

レモンなどではない、実はトマトである

BluePhobos2009-09-01

熊井ちゃんがレモンを齧る CM がどえらいホットなようなので、早速(とは言いつつどこよりも遅く)リンクさせてもらいたいと思います。熊井ちゃんが絡んだコンテンツやエントリは、はてブ数の伸びがナイスグッドの傾向にあるようで、とにかく熊井ちゃんは愛され過ぎです。



はてなブックマーク - YouTube - 熊井友理奈のレモンをかじった口から血が・・・・!?


まず、「青春なんて、キモチ悪い」という語呂の良いキャッチフレーズがイイ味出してるね。と言うのも、よく「甘酸っぱい青春」という表現を見かけるけど、「甘酸っぱい」に対しては「苦い」とか「不味い」という味覚の形容詞を持って来るのかなーと思わせておいて、おそらくそういった味覚の先にあるであろう「キモチ悪い」という感覚とか気分を表す形容詞を持って来るあたりがヒネっとるなと。苦いのか、不味いのか、無味なのか、賞味期限切れで腐っているのか、そもそも食べ物ではないのか、それとも単に食べ過ぎなのかなどなど、青春に対して色々と妄想する幅や余地を残している点が、主観と客観の味覚がぶつかり合うようで面白いなと思った。


で、甘酸っぱい青春の方をレモンと例えてると。過去にはガキさんも齧っとりました。ガキさんの青春が何味なのかは興味深いところ。



一方、キモチ悪いものを演出的に血と例えてるということで、熊井ちゃんが齧った食べ物から飛び出る赤い液体というシチュエーションからはどうしてもトマトを連想せざるを得ないのは、どう見ても過去に放送されていた「ベリキュー!」のせいでございます。まぁ、トマトの汁はもっとドロっとしてて粘性が高いけどね。トマトジュースの方がより近い気もするけれど、あの透明度を見る限りアセロラドリンクを混ぜたトマトジュースといったあたりがビンゴでしょうか :)


さてさて、その「ベリキュー!」ではトマトを見て「キモチ悪い」とは発していなかったにも関わらず、「グジョグジョしてるホント無理」とか「グジョグジョ嫌…」という、とにかく「グジョグジョ」な視覚面プラス、「グジョグジョ」な歯応えや触覚面でアイヘイトユー!を訴えていたということもあり、「キモチ悪い」がトマトにマッチする部分は少なからずあるんではなかろうか。という流れで、「レモンなどではない、実はトマトである」と自分に言い聞かせながら CM を見た結果、CM の赤い飛沫がトマト汁にしか見えなくなったのであら不思議。齧った後の「うわ……」と言わんばかりの熊井ちゃんの表情もまさにグジョグジョなトマトを噛んだ直後のように……。とは言いつつも、実際にトマトだったらこんなに冷静沈着な熊井ちゃんの姿はまず見れないと思うので、そのあたりも含めると非常にシュールな CM で、逆に一つ挙げるとすれば、手に握ったレモンを見下ろす冷たい視線がひたすらノン・シュールな CM と思ったのでした。


「世界は サマー・パーティ」発売記念イベントに行って来たよ

BluePhobos2009-08-14

どーも、お久しぶりです。日記の書き方を忘れかけるぐらい暫く放置してしまってましたが、とりあえず生きてますのでその報告も兼ねて今回のエントリでは、先日 8/13 に 15:00 から開催された「世界は サマー・パーティ」発売記念イベントに参加するためにとなんば Hatch まで行って来ましたのでそのレポを簡単に書いてみます。


ただ、何よりも応募券と引換に受け取ったチケットの座席番号の 500 番台という絶対値のドデカさを見て腰砕けと膝笑いでガックリ来たのですが、なんば Hatch のキャパを気にしつつホールに着いて座席番号を確認すると、なんとダダダダーン!とリンリン風に 1F 最後列席でした :p ということで、これがまず残念だったポイント一つ目。抽選なので仕方のないことなんですけどね……。そう言えば ℃-ute の「江戸の手毬唄II」発売記念イベントのときもなんば Hatch でかなりの後方席だったので、どうもなんば Hatch には呪われているような気がします。それはそうと、薄暗いホールでは座席後ろに貼付されている座席番号が非常に見難いったらありゃしませんで、皆さん接近して目を凝らして確認してました。マジックで書くだけとは言え、サイズを大きめに書くとか太字で書くとか些細ではあるけれどそういう温かい気配りが欲しかったという意味で、これが残念だったポイント二つ目。


イベントは以下のような流れで、ステージにはカラフルで丸い提灯が幾つかぶら下がっていたり、開演前には祭囃子が流れていたりと、日本のサマー・パーティ = お祭りがテーマだった模様。祭から焼きそばを連想し、結果涙目辻ちゃんの「らって自慢すんらもぉん」を連想するに至ったのは内緒です。

  1. 世界は サマー・パーティ (Full Ver.)
  2. ジャスミンティー (Full Ver.)
  3. 輪投げゲーム
  4. この胸のときめきを (Short Ver.)
  5. ハッピーバースデイ・ママ (Full Ver.)

輪投げゲームは、真野ちゃんが 3 回輪投げをして輪の入った数字を 1 桁として順に 3 桁の数字を作り、その数字と座席番号が一致した方には豪華プレゼントー!というルールでした。賞品は非売品のフォトブックとポスター、ポストカードだったかな。輪投げは 10 年ぶり以上という真野ちゃんはテンション高めだったけど、それだけに 3 回連続で外す回があってあれまあれまと終始微笑ましい感じで気が付けば終わってたという印象でした。


今回のバックダンサーは S/mileage とは違って吉川友北原沙弥香古峰桃香関根梓の 4 人ということで、新鮮な「世界は サマー・パーティ」が見れて良かったのは良かったけれど、4 人の出番はこのバックダンス以外には輪投げゲームの補助だけで、物足りなさを感じずにはいられなかったかな。グインと腕を両手を振り上げる「はじめての経験」のダンスも観たかったのだけど残念ながら叶わずで、これが残念だったポイント三つ目。「世界は サマー・パーティ」のダンスを見ながら、真野ちゃん楽曲の振付けを練習するエッグの面々を思い浮かべたのだけれど、エッグの全員が真野ちゃん楽曲の振付けをマスターするわけでもないのかな。


逆に驚いたポイントは自己紹介のときの声援のうち、北原沙弥香の声援が一際大きかったこと。退場時の声援も大きかったのにさらに驚き。なんとなく吉川友よりも大きかった印象です。彼女は雪野のえる効果でどうしてもイケメンイメージが強くて、そこから吉澤ひとみとリンクして「異性よりも同性から好かれる」のかなと思っていたのだけれどところがどっこい。彼女の魅力はギャップとか歯とか色々ありそうで興味深いです。あと、追加で「ハッピーバースデイ・ママ」がノリノリソングだったのもサプライズったポイントです。


MC で覚えているのは、真野ちゃんは小学生低学年の 3 年間通ったスイミングスクールでクロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライを習得したということ。あの腹筋に納得です。水泳するわバスケするわピアノ弾くわで、「卒なく何でもこなす」イメージがさらに強まったのでした。


最後に、最後列席であるが故に確認できたことなのだけど、開演直後に謎の女性が後ろの出入口から自分の背後を通って機材ブースに入り、スタッフから渡された椅子に座って観覧してました。気になってチラ見していると、歌中は口ずさみながら手拍子をしていたので、関係者の可能性アリ?閉演直前に同じ出入口から退出して行きました。残念ながら角度上、顔は識別困難だったけれど、見えた範囲で判断する限りは 20 代ぐらいでショートカット、そしてスタイルがとても綺麗な女性でした。