ディゾルブ(オーバーラップ)の瞬間

BluePhobos2006-03-05

「フェードイン・フェードアウトの瞬間」の第二弾ということで、またも PV で見られるディゾルブの瞬間を捉えてみます。

「ディゾルブ」とは、前の画面に後の画面がダブって出てきて、しだいに前の画面が薄くなって、やがて後の画面に変わることである。テレビ業界でよく使われる言葉だ(映画業界では「オーバーラップ」「ダブル」とも呼ばれる)。映画の句読法のひとつで、シーンの移行、回想シーンへの転換、時間経過の表現などの効果がある。

フェードインやフェードアウトは、それぞれ転換元や転換先が画像なし(黒または白)の場合を言うようで、今回取り上げたようなある画像からある画像へと転換する場合は、ディゾルブ、またはオーバーラップと言うそうです(imasamiさん、どうもありがとうございました)。ちなみに、クロスフェードもディゾルブやオーバーラップと類義語の模様。全然知らんかった・・・(^_^A

SALT5 / GET UP! ラッパー


この全員で前進するシーンはお気に入り。特に、松浦亜弥は眼力アリで GJ. この頃から、藤本美貴の眼力術を本人から教わって身に付けていたりして・・・。やっぱり光があると綺麗だなぁ (^-^)

W(ダブルユー) / 恋のバカンス


W(ダブルユー大)と w(ダブルユー小) と蝶々とのディゾルブ。これだけ線対称なディゾ画もそうそうないかも。うぅ、このディゾ画をずっと眺めていると、W(ダブルユー)の二人が蝶マスクをしているような錯覚に陥ってしまう。って自分だけ?こういう蝶マスクを・・・(笑)


モーニング娘。さくら組 / さくら満開


この「さくら満開」はやはり高橋愛ソング?加護ちゃんのカットも多いのだけど、最初と最後を決める高橋愛の色が濃い曲。最後の方の、唇やら袖やら糸やら枝やら髪やわを噛むカットでは、ディゾルブではなくフェードインが使われていたので、ディゾれず(笑) 是非ともそこをディゾりたかった(意味不明)。

後藤真希 / 君といつまでも


ごっちんの懐かしい PV のディゾルブの瞬間。今と比べると幾分かほっぺがぷにぷにしてる感じ。このサラサラヘアーは、「SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜」でのメンバーの髪や辻ちゃんの前髪に匹敵するものがありそう?

松浦亜弥 / THE LAST NIGHT


闇 + 紅葉とあややのディゾルブ。この曲では、バイオリンとあややというディゾルブが多かったけど、ディゾルブに着目して見てみると予想以上にディゾルブが少なかった。「風信子〜ヒヤシンス〜」もディゾルブの嵐だったっけ?と思って見てみると、これもまた少なかったり。必ずしも単純に、「バラード = ディゾルブが多い」という等式が成り立たないみたい。

(おまけ) 矢口真里 / ふるさと


Present for id:naritさん


「夢は歌手」という文字を、夢を叶えたその瞳で眺める女性、此処に在り。何気に、「春」という文字にも「夢」という文字に掛かっているような気がして、名ディゾシーンかなと。それにしても、このやぐっつぁんは特に小部家未央に似てる気がするな・・・。